クールで厳しい先輩

「さっきまでエラー出てなかったのに、今日中に終わらせないと納期がぁ～！」璃子は仕事でトラブルが発生し、パニックになっていました。
「おい、見せてみ」そこに先輩SEの悠真がやって来ます。「…ここ、コマンド逆」「えっ！？アッ本当だぁ！？」悠真のアドバイスのおかげで、璃子は無事仕事を終わらせられました。

「ありがとうございました、戸羽さん！」璃子はノルマが終わったのでご褒美が欲しいとせがみますが、悠真は「俺がいなきゃ終わらなかっただろ、ケーキはなし」と手厳しいです。
「ガトゥーの限定ケーキがあるんですけど…」「却下」璃子が悠真の塩対応に食らいついている様子は、他の人からは小さい子犬がかまって欲しそうにしているみたいに見えました。

家では彼氏と彼女

仕事が終わり家に帰った璃子が冷蔵庫を開けると、そこには璃子が食べたかった限定ケーキが置いてありました。「おかえり、限定ケーキそれであってるか？」「悠真…！」ケーキを買ってきてくれていたのは悠真でした。

「悠真～！」「じゃれるな、じゃれるな」悠真は璃子をお姫様抱っこしてキスをします。璃子と悠真は会社に内緒で付き合っていたのでした。

私の前だけではすごくかっこいい

「ケーキあとで一緒に食べよ！」「先にこっち」璃子は悠真にベッドへと連れていかれて、服を脱がされます。会社ではクールで厳しい悠真でしたが、璃子の前でだけはかっこいい姿を見せていました。「会社であんまりくっついてくんなよ。ガマンできなくなるだろ？」2人はキスをして、お互いの身体を重ね合わせます。

「ん？なにニヤニヤしてんの？」「ふふ、明日で付き合って1年だよね」2人は交際1周年の記念にお互いにプレゼントを用意していました。
（悠真はとにかく優しくて、私のことを甘やかしてくれる。めちゃくちゃ幸せ…！）悠真はセックスも優しくて、いつも璃子のカラダを優先してくれていたのです。

SMプレイがしてみたい…！

悠真にこれ以上は求めないと思いつつも、璃子はSMプレイをしてみたいと思い手錠を隠し持っていました。エッチのときに優しい悠真に不満はありませんでしたが、だからこそ璃子はもっと強く攻められてみたいと思っていたのです。

ですが、いくら優しい悠真でもSMプレイをしたいと言ったら引くに決まっていると思い、璃子は悠真にそのことを言えずにいました。

「璃子ー？起きてんの？」悠真に呼ばれて、璃子は手錠を机の上に置いたままにしてしまいます。すると、愛犬のニコが手錠を悠真へのプレゼントを入れた袋の中に落としてしまったのでした。

プレゼントの中から手錠が…

交際1周年のお祝いの日、2人はプレゼント交換をします。「わぁっ、これ欲しかった色のアイシャドウ」悠真は璃子の欲しいものを覚えてくれていました。（悠真はやっぱり世界一の彼…！！）璃子は嬉しすぎて、感涙します。

「私のは、これ！」璃子は悠真にスマートウォッチをプレゼントしました。「やべー、超カッコイイ」悠真もプレゼントをもらって喜びます。
「ん？まだなんか入って…」プレゼントの袋にはSMプレイ用の手錠が入っていました。「嘘ッ！？なっ、なんでそれが！？」璃子は驚きます。

彼の様子がいつもと違う…！

「これを…俺につけろってこと？」「違くてっ！わ、私がつけるためというかその…ああ…っ！！」璃子は変に言い訳しても良くないと思い、正直にSMプレイがしてみたいと告白します。

「なるほどね…」話しを聞いた悠真は、璃子に手錠をかけました。「1人で勝手に突っ走ってさ、そんなに俺信用ない？まぁ、待てがてきないとこが可愛いんだけど」いつもとは様子の違う悠真は璃子に突然キスをして、璃子を押し倒したのでした…。