【公式】『悪役令嬢の発情期』悪役令嬢と王子様は結ばれない運命のはずだったのに…
2022/8/23更新
今回はコミックフェスタで配信中のタテヨミ少女コミック、『悪役令嬢の発情期』をご紹介します。著者は谷村二十円先生、いるかのつの先生、水埜サイコロ先生です。
前世で事故死した主人公は、ゲーム「プリンス・オブ・プリンス」のキャラクター・悪役令嬢のローズに転生します。ゲーム内でローズはテオドール王子と婚約を結んでいましたが、2人は結ばれることはありません。ですが、テオの誕生日パーティーの日、ローズとテオはお互いに発情し、身体を求め合おうとしてしまうのでした…。
それでは、あらすじとともに作品をご紹介していきます。
※以下、若干のネタバレや画像が含まれます
紹介作品
目次
結ばれない運命のはずだったのに
(カラダが熱い…!肌に触れる服でさえもどかしい…)ローズはテオにベッドに押し倒され、顔を紅潮させ身悶えていました。(喉がひりつく…もう…理性じゃ抑えられない)テオも息を荒くし、身体からは汗が流れ落ちます。ローズとテオはお互いに身体を求め合いたくて仕方なくなっていました。
「ローズ嬢…まさか君は私の…『宿命の伴侶』だったのか…!?」ローズとテオは結ばれない運命だったはずなのですが、2人は今まさに結ばれようとしていたのでした…。
キレイだけどワガママなお嬢様
近隣国の上流階級の者が通う「シャルトリュー学園」。近隣諸国随一の名家・シャルリエ家のお嬢様であるローズは、この学校に通っていました。
「怖かった~、ローズ様…」「私、睨まれた気がする…!」ローズが校内の廊下を歩いていると、周りの生徒達は道を開け、ローズと目を合わせないようにします。ローズはとてもキレイでしたが、ワガママなことでも有名だったので、生徒達からは恐れられていました。
ルックスも家柄も申し分なしの王子様
「テオドール様!」「王子!剣術のお相手、お願いします!」王子であるテオは、他の生徒達と剣術の稽古をしていました。「テオドール王子は誰にでもお優しくて素敵だわ…!」分け隔てなく生徒達と接していたテオは、ローズとは違い生徒達から慕われていました。
コラット王国の第一王子であるテオドール・ファン・ヘーメルは、ルックスもアイドル級なうえ、家柄も申し分ありません。(そんな人が私の婚約者なんて…!なんというご褒美)ローズは、そんなテオと婚約をしていたのです。
2人は婚約しているけど…
「テオ王子!王子の誕生日パーティーいよいよ週末よね!楽しみだわ」ローズは、テオにプレゼントは何が欲しいか聞きます。
「ローズ嬢、必要なことがあれば執事に聞けば済むだろ。慣れあいは結構」テオはローズを冷たくあしらい、その場から立ち去ってしまいました。
(「学校では話しかけるな」って意味か…)テオの後ろ姿を見ながら、ローズは悲しげな表情を浮かべます。この世界でローズは愛されるヒロインではなく、「敵」の悪役令嬢だったのです。
私は悪役令嬢
前世で事故死した主人公は、目覚めると何十時間もやりこんだゲーム「プリンス・オブ・プリンス」の世界に転生していました。このゲームは、フェロモンが一致する相性最高のパートナー「宿命の伴侶」を探す恋愛シュミュレーションです。主人公は、ゲーム内に登場する悪役令嬢・ローズに転生します。
「ローズは家の都合で幼い頃からテオと婚約を結んでいました。ですが、テオはワガママなローズにうんざりしていたのです。
やがて、テオは誕生日パーティーの日に天真爛漫なヒロインと出会います。2人は伴侶となり、最終的にローズは僻地に追放されるというのが本来のゲームのシナリオです。
発情…!?
主人公がローズに転生したのは、テオがまだヒロインと出会う前の時です。(テオ王子…!汗を拭うお姿も美しい…!)当て馬となる運命のローズは、どうせなら好きなキャラであるテオを眺めて楽しもうと考えていました。
(どうして…私は悪役令嬢でこんなこと…あるはずないのに…!)ですが、テオの誕生日パーティーの日、ローズとテオはお互いに発情してしまいます。ゲームのシナリオは変わろうとしていたのでした…。
今回ご紹介するのは、ここまでです。
結ばれるはずのない悪役令嬢・ローズと王子・テオ。なぜ2人は発情して、お互いの身体を求め合うようになったのか、とても気になります。ローズの前で頬を赤くし、息を荒げているテオは、ローズに冷たい態度をとっていた姿からは想像できません。実は2人のフェロモンは一致していて、ローズはテオの「宿命の伴侶」なのでしょうか?
ローズとテオはこのまま一線を越えてしまうのでしょうか!?続きが気になる方は、コミックフェスタで配信中の『悪役令嬢の発情期』を是非チェックしてみてください!