大呪を負った退魔師・孔雀が戦国時代に突如として現れた。その風貌はやつれ自暴自棄の様子…その世界で孔雀が出会いしはネイキッドエイプの秀吉、女性としか思えぬ美しさを持つ信長に、ヴァンパイアの家康などの異様な戦国武将たち。彼らは皆、一様に〔呪〕という宣言（のりごと）に侵されており…

美と呪がせめぎ合う魔窟へようこそ……戦国の世に突如現れた退魔師・孔雀。そこは、我々が知る戦国時代とは異なる「呪」に侵された世界だった───美しき容姿を持ち、「美」に執着する織田信長と共に、斎藤道三と対峙することとなった孔雀。そこには想像を絶する戦いが待っていた！

岐阜に拠点を移した「織田信長」。多くの大名が祝いに駆けつけるが、この宴席に「悪徳太子」からの刺客が放たれていた！ 孔雀の活躍で難を逃れた信長だったが、ここに新たな敵の存在を認識するのであった。 そんな折、信長に「明智光秀」が接近してきた。歴史上の信長の運命を知る孔雀は光秀に警戒心を示すが、信長は光秀に心酔し、ついに孔雀と物別れとなってしまう。 「呪」に侵された不可思議なる戦国の世が、大きく動き出そうとしていた……!!

伝奇マンガの金字塔、待望の第4巻!! 織田信長の前に現れた悪徳太子とは…？ 本巻も有名な戦国武将が意外な姿で登場。 先の読めない展開の連続です。 そしてついに…孔雀と阿修羅が戦国時代に転生した謎の一端が明かされる！

孔雀と織田信長の前には次々と「呪」に侵された武将が現れるが、二人は協力して討ち果たしてきた。やがて信長の前には、彼にとって「運命の男」である明智光秀が接近。その裏には悪徳太子と名乗る不可思議な存在が……。混迷を極めるこの乱世で、孔雀と運命の女性・阿修羅は邂逅し、驚天動地の結末へと向かう!!