『僕の妻を抱いてください~寝取らせ夫の歪んだ愛情』セックスレスの夫婦が抱える秘密

みなさんこんにちは!ライターの末野です。
今回オススメするマンガは「僕の妻を抱いてください~寝取らせ夫の歪んだ愛情」です

セックスレスの夫婦

セックスレスの問題は昨今でもよく取り上げられていますね。年齢問わず、身近な問題になってきているようです。妻の真琴(まこと)と夫の清史郎(せいしろう)は、結婚して2年、出会ってから4年、1度もシたことがありません。
とある日、真琴に前の職場の先輩から、結婚パーティーのお誘いと妊娠のお知らせが届きました。『次のママは真琴ちゃんかな?』と書いてあったことを清史郎に伝える真琴。しかし清史郎はそれに返答せず、私たちには関係ないわねと呟く真琴。2人に冷めた雰囲気を感じます。

浦川くんという清史郎と違う男

結婚パーティーにやってきた真琴。そこに来ていた浦川(うらかわ)くんという男性。その男性に「もうちょっとおしゃれしたら?」と苦言を呈されます。仕事場から直接来たみたいな服装が美人なのにもったいないと伝える浦川くん。真琴は今朝仕事が校了(※校正完了…印刷用語で、最終確認が完了して修正する必要がないという意味)したばかりだということを告げます。

そこに前の職場の先輩が来て、真琴が子供を産まないことについて、せっかく女として生まれたのにもったいないと言われてしまいます。真琴は苦笑いで、『女』のめんどくさを実感します。
これは難しい問題ですね。『女』で生まれたからこそできることと、『人』として生まれたからこそしなくてもよいこと。その境界線について考えてしまいます。
そこで浦川くんは、真琴さんはなぜ結婚したのかと疑問をぶつけます。真琴は清史郎について女や妻を押し付けない、浮気しない、などの長所を並べ立てます。しかし浦川くんは「浮気してんじゃないの?」とひとこと。真琴はそれを否定します。真琴の結婚した意味に疑問を持ち、好きな女は女として幸せにしたいから結婚すると伝える浦川くん。真琴は、清史郎との関係に対してこういう関係が合っているのだと言います。

『女』を捨てた真琴と『男』になれない清史郎

みなさんは美人になりたいですか?私ももちろんなりたいです。ですが美人は美人なりの悩みがある、そうとも思います。誰しも悩みを抱えているように。

そんな真琴も『美人はいいよね』そんなセリフと共に、妬み嫉みなどに振り回されて来ました。ステキな彼と婚約したのも自分が『美人だから』。でも、仕事は『実力』を見てもらえる。そのため自分を試したかったのですが、結婚を待たせたら婚約者は若い子と浮気をしてしまいました。それらがあり、彼と別れた真琴は自分に必要のない『女』を捨てました。

そんな真琴ですが、ある日職場で、クライアントに言い寄られ嫌がるところを清史郎に助けられました。そこで2人は初めて出逢ったのです。上司の不備を謝り、次回からの対策も考え、引き続き仕事をお願いできるかと問う紳士的な清史郎。彼は有能で人柄も良く、『女』である真琴を『人』として見て対等に接してくれていました。そして仕事の打ち上げがきっかけでいつしか2人で飲みに行く関係に。
真琴は飲みの席で、清史郎に好意を伝えましたが、自分はダメだと否定されました。男として不能、いわゆるEDだということを告白されたのです。真琴はそれに身を引くどころか、「やっぱりあなたが好きです」と言います。「『人』として惹かれたんです」と…。

『女』としての真琴と『男』である浦川くん

清史郎との関係は良いものでした。いつでも自分らしくいられ、触れ合わなくても尊敬し合えたのです。こんな人は他にいない。だから結婚したと思っていましたが…。

真琴が1週間ぶりに自宅に帰ると、自分が必要ないと思うくらい完璧に生活ができている清史郎がいました。別々の寝室。それは清史郎の寝顔も見れず、結婚した意味を自問してしまう事実。
後日浦川くんに仕事を協力してもらった真琴。打ち上げとして部屋で一緒にお酒を交わします。浦川くんは夜中に男と2人で飲んでることについて、旦那さんは大丈夫かと問います。真琴は女を捨ててることを夫も理解してるし大丈夫と伝えました。すると、俺だって男だと言う浦川くん。本気で好きだと伝え、真剣な顔で真琴への好意を口に出しました。驚く真琴。「人妻だとわかってても、『男』としてあなたが欲しい」と迫る浦川くん。
壁ドンで迫ってくる男らしい浦川くんに、きゅんときてしまいますね。真琴は帰ると言い出しましたが、浦川くんはもう何もしないから送ると言います。このまま帰らせたら自分の気持ちを無かったことにされると不安がったゆえでした。浦川くんは謝り、本当に好きだと再び伝えますが…。

EDだったはずなのに…!

断れば良かったのに断れなかった。手を離せばいいのに離せなかった…。久しぶりに感じる『男』の体温。『男』である浦川くんにより、今まで土の中に埋められていた真琴の『女』が、再び芽生え始めてしまったのです。それから自宅に到着しましたが、そこには清史郎がいました。誤解されることを恐れ否定する真琴。浦川くんは心配だから自分が勝手に送ったと弁解します。しかし清史郎は浦川くんに自宅で休んで行くよう誘います。

普段と違う様子の清史郎は、嫉妬の炎を燃やしていました。紳士的で穏やかな清史郎の中の『男』が垣間見えたようで、ドキドキします。真琴は清史郎に突然口で口を塞がれます。胸をはだけさせられ、不能だったはずの硬くなったアソコ。『男』の眼差しで「君は僕の『妻』だろ…?」と言う清史郎。真琴は身体をまさぐられ声が漏れ出てしまう中、浦川くんが起きることを心配します。すると、真琴が自分のものだと見せつけてやればいいと伝えられました。嫉妬して熱を持った瞳とアソコに、真琴の身体は逆らえなくなってしまいます…。

ドラマティックな展開と、『男』と『女』の問題。

そして『男』と『女』のセックスとは…。真琴の中の『女』は清史郎の『男』にどうされてしまうのでしょう?浦川くんが寝てる側で、何をされてしまうのでしょうか?この先の展開、『人』として見ることはできないかもしれません…。

  • 僕の妻を抱いてください~寝取らせ夫の歪んだ愛情

    • ひなたみわ

    • 「見せつけてやればいい」後輩が眠る目の前で激しく身体を求められ…なぜ?EDだったはずの夫が、この状況に興奮してる!?

     
    執筆者
    • 末野

    • ジャンル問わずで漫画好き、部屋の隅で漫画を読む女です。文系男子から体育会系男子まで、そして可愛い女子から綺麗な女子までをも好きになります。みなさんが素敵な漫画を読めるきっかけになれば幸いです。