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『日野日出志』の作品一覧

ホラー漫画界レジェンドの真骨頂。 「地獄変」「蔵六の奇病」「地獄の子守唄」など 代表作ばかりを1冊に凝縮!全368ページ 日野日出志入門はこの1冊から! この贅沢すぎる選集に身震いを禁じ得ない! 日野日出志先生独自の美学に彩られた眩暈のするような傑作の数々がここに集結した! ──伊藤潤二 ...
日野日出志が描く、黒い色がかかわる恐怖を描く短編2作品と、長編「怪奇!地獄まんだら」を収録。 強い風が吹く日に現れ、カギっ子を襲う殺人鬼「黒マント」。カギっ子の4人の少女たちは、黒マントに襲われないよう集団行動するが…【黒マント】 両親を交通事故で亡くし一人で生きているという転校生・小夜子。不気味な雰囲気を...
日野日出志が描く、赤い色がかかわる恐怖を描く4篇のコミックを収録。 なんでも願いをかなえてくれるというかわいい人形をもらった女の子。ママをいじめるおばあちゃんが嫌いで、いなくなればいいと思ったとたんにおばあちゃんが…【赤い眼をしたお人形】 迷路のように広大な屋敷を持つ旧家に生まれた少年。外に出たくても出られ...
奇病を患って生を得た蔵六の怪奇物語。
未知の孤島に流れ着いた男は、記憶を失っていた。
ジェットコースタームービーのように恐ろしい場面が目まぐるしく展開される。
むかし、さる国のあるところに四季の迫った動物が集まるふしぎな沼があった。人々はその沼をねむり沼とよんでだれひとり近づくものはなかった。そのねむり沼の近くの村に、蔵六という一人の農夫が住んでいた。蔵六の顔一面に……毒キノコのような七色のできものが吹き出したのは、村の桜も満開のころであった……(収録作『蔵六の奇病』...
決して近づいてはならないという桜の森。そこには桜姫という美しくも恐ろしい妖魔が住んでいて、近くを通った人間を森の中へ呼び込んでは殺していたという。だが魔物を信じない太郎は、いつの間にか森へ迷い込み、あまりの美しさに奥に行って桜姫に見つかってしまう…… 「花ざかりの森」をはじめ、餓鬼に襲われ毒を受けた娘の「餓鬼地...
学校中から慕われている大仏先生。その周りでは何故か不可解な出来事が多かった。それでも生徒たちは先生に信頼をよせて、先生自体もより良い先生であろうとしていた。だが、大仏先生の過去には恐ろしい秘密があった……。表題作「ぼくらの先生」をはじめ、ナマズを寄生させて共生し利益を得ている少年の「おーいナマズくん」など日野日...
僕が仕事で大陸書房から『大陸謎シリーズ』の中の一つとしてミイラに関する話を劇画化してくれという依頼があったのは夏も暑い盛りの頃だった。題材の面白さにひかれ二つ返事で引き受けてしまったが僕自身、肝心のミイラに関する知識がほとんどない事に気が付いた。そこで編集担当者が資料に置いていった資料本を寝る前に読んでみる事に...
ゴミ捨て場で生まれた孤独な黒猫はついに町に出てみることにした。 最初にたどり着いたサーカス団で、ある男に餌をもらい、しばらく居座ることになったが、男は周囲からイジメにあい、つらい毎日を送っていた。 ところが、あるものを作ることによって男は一躍サーカスのスターになっていく。 その成功と幸せは永遠に続くものと思って...
京の都にある羅生門は、鬼や妖怪が出るという噂の場所。 ある強い侍が鬼退治に羅生門を訪れるが、案の定恐ろしい邪鬼に襲われる。 力に勝る侍は鬼の片腕を斬り落とし難を逃れるが、鬼は七日の間に腕を取り返すと去っていった。 鬼の再来を心配する侍だったが、思わぬところで再び襲われれてしまう。 表題のほか<鬼>を主題にした味...
不気味な赤い満月の夜。 町は赤く染まった。 黒装束の馬に乗った男たちが、僕や家族、そして町中の人々を次々に 連れ去っていく。 どこへ、そして何のために!? そして、僕らの町は忌まわしいブタの町になった。 怖さ際立つ一人称ホラーの世界。 1983年初版時の表紙を可能な限り再現した記念版です。初版本の表紙でコレクシ...
旧家に暮らす僕は絶えず家を出たいと考えていた。言い知れぬ恐怖と不安に苛まれていた毎日。 近づいてはいけない開かずの間と、狂った家族、祖父、祖母、父、母、妹。 狂気と残酷に囲まれて過ごす日々。 それは赤い蛇が現れることで、これ以上考えられないほどの狂った世界に僕は引き込まれていく。 日野日出志が一人称で語る時、...
友達ふたりと田舎のおじいちゃんのところへ遊びに行った秀一は、帰りの列車で奇妙な体験をする。トンネルに入ると突然電灯が消え、真っ暗になった中でものすごい騒音がしたのだ。トンネルを抜けると座席に黒い羽が落ちていて、周りの乗客がまるでゾンビのように恐ろしい顔になっていた。 帰宅すると、出迎えた両親の様子がおかしく、奇...
Walking Dead 死んでいるのに生きている! 男はそんな自分を受け入れられず さまよい続ける。 当然、出会う人たちや組織は彼を 忌み畏れ、災いと受け取るのか? 醜く腐った彼の姿を世間はどう扱うのか? 物語は哲学的な様相まで見せて、非現実の世界に 読者を誘う。 日野日出志でしか描けない究極のホラー。 19...
むかし、白馬岳のふもとに茂作と箕吉というきこり親子がいた。ある吹雪の晩やっとのことで探した小屋で暖をとり、寝入ったところに雪女が現れ、父親の茂作を凍死させてしまう。雪女は箕吉の命は助ける代わりに決して他言することのないように言い残し去った。 一人きりになって寂しい思いをしている箕吉の家に、一人の美しい女性が訪れ...
工場地帯に住む少年は、ある日空き地で風変わりなまだらの卵を見つけ、家に持ち帰った。 ある日、学校から帰宅した少年は、何かが卵からかえっているのを見つけたが、なんと愛犬のポチや飼っていた小鳥たちが殺されていた。 一体なにが起きたのか? 表題の「まだらの卵」を始め、日野日出志珠玉の短編を集めた。1976年初版時の表...
これは血の匂いとその美に魅入られて地獄に落ちたある無名絵師の狂気と戦慄に満ちた恐るべき告白の物語である。(冒頭の言葉) 作者自身を投影した絵師の独白で綴られる本作は、筆舌に耐え難い残酷な表現で埋めつくされ、まさに日野日出志の「狂気」が見事に圧縮された怪作である。ここでは作者の死、苦、血、狂、女全ての表現において...
腐乱犬酒多飲(ふらんけんしゅたいん)博士によって海から引き上げられ生命を得たモンスターは生みの親の博士の命を奪い、一人街に出る。そこから恐怖のストーリーが始まる。街を破壊し、人々を恐怖に陥れながらさまようモンスター。その運命は! 表題の他、「ゆん手」「鶴が翔んだ日」「山鬼ごんごろ」などのユニークな佳作を収録。1...
雷鳴轟く夜、生まれ落ちた双子のうち怪物のごとく奇怪な片方の赤ん坊は、ゴミ捨て場の一角に死んだまま捨てられた。しかし、怨念の鬼火が再びその女児に命を与え、復活させる。そこからおぞましくも悲しいその子の運命の物語が始まった。 あまりにも残酷で怪奇溢れる仕打ちの中に人間の存在を問い直す、「蔵六の奇病」にも通ずる隠れた...
私の名は日野日出志。怪奇と恐怖にとりつかれたまんが家である、、、から始まる作者の告白的作品。自伝とも夢想とも言える形式の中で怪奇と猟奇が集約された傑作。ラストの3日後に君は死ぬと読者に指差して言い放つ狂気は何物に代え難い。 その他「蝶の家」「七色の毒蜘蛛」「白い世界」「博士の地下室」「どろ人形」などの傑作揃いの...
怪奇作家梅木は、妊娠中の妻にトカゲの赤ちゃんが生まれたらすごいと冗談を言って、困らせていた。しかしそれは現実のものとなり、トカゲの赤ちゃんが生まれてしまう。恐れおののいた梅木は,始末しようするが、妻はなんと育てると言い張った。そこから不幸で奇怪な物語が始まる。 表題のほか名作「赤い花」「水の中」も収録した、傑作...
水泳部のエースでありキャプテンを務める女子高生スイマー亜矢を突然水の怨霊が襲う!亜矢の体は、全ての水分が吸い取られ一瞬にしてミイラと化すのだった。学園に巣食う人間の想念が、さまざまな怪奇現象を起こす。身近な学園で起きる恐怖短編集。1993年初版時の表紙を可能な限り再現した記念版です。初版本の表紙でコレクションしよう!
現在からもう300年ほど昔のこと。中川佐渡守という大名の家来のひとり、関内という若侍が居た。桜の花が満開の時期のある日、お花見の席で関内がお茶を飲もうとしたとき、茶碗の水面に不気味な男の顔が映っている事に気付く。背後には誰もおらず、勿論自分の顔でも無い。気味悪がりつつも一気に飲み干す関内だったが、その日の夜に彼...
ホラー怪奇漫画の巨匠日野日出志の全作品網羅に挑戦する、電子コミック全集がついにスタート。 1967年のデビュー作<つめたい汗>から代表作<蔵六の奇病><赤い蛇><毒虫小僧>まで、初単行本化作品を含む珠玉の作品の数々を順次刊行いたします。 画業53年を迎えた、日野日出志作品の歴史を振り返ります。
残酷でグロテスクな恐怖マンガの作家として有名な日野日出志。
幽霊屋敷と呼ばれる古い洋館――。だが、そこには、ヘビ、毛虫、ヒル…などの虫を愛する不気味な虫コレクターが一人住んでいた。高校生の百合は、ある夜、異常な恐怖に襲われ、気絶してしまう。そして、ふと気がつくと、そこには奇怪な姿の虫たちと、不気味な男の狂気の笑い声がこだまする、地獄の地下室だった……。
むかし・・・京の都の外れに妖怪が出るという巨大な門があった。
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