『ケイト・ウォーカー』の作品一覧
-
- 触れられた瞬間から、止められない恋が始まって――。
-
- キャットの伯爵だった夫は多額の負債を遺して世を去った。邸宅も農場もひきわたし、すべてを失ったキャットのもとに思いもよらない客が訪れる。ヒース――彼はキャットの父が養子として迎えた孤児だった。ふたりは幼い恋を育んでいたが、兄や村の人間からいわれのない差別と侮辱を受け、彼は10年前に家を出ていった。今の彼はさまざま...
-
- 見ず知らずの男性に、裸同然の姿を見られてしまうなんて…! ボーイフレンドにデートの約束を破られたサフランは、彼を見返そうとセクシーな姿で社長室を訪れた。だがそこにいたのは、冷たい銀の瞳が魅力的な大企業家ナイアルだった。戸惑う彼女を値踏みするように見つめ、要求額を言えと言い放つ。娼婦だと思われたんだわ…! あまり...
-
- 継父マーティの葬儀を仕切っていたジェシカは、予期せぬ人物の臨席に驚いた。なぜアンゲロスがここに!? かつて少女の頃のジェシカが一方的に夢中になり、みじめな結末を迎えた初恋の相手だった。7年ぶりに再会した彼は、冷徹な実業家の顔で残酷な事実をジェシカに突きつけた。継父からひき継いだすべての財産は残らず彼のものになっ...
-
- アリスは睨みあうふたりの男に挟まれていた。一方は大企業の御曹司で、最近しつこく結婚を迫ってくるマーカス。もう一方は美しく挑発的な魅力をたたえる、舞踏会でひと目見たばかりのダリオ。ダリオと踊れば諦めてくれると思ったのに、マーカスは憎しみをこめてダリオを罵った。“腹違いのろくでなし!”と。――なんてこと。ふたりが異...
-
- エストレーリャは身持ちの悪い女とレッテルを貼られていた。父親はそのイメージを払拭しようと、次々に縁談を待ちかけてくる。 そして、10人目の夫候補ラモンがやってきた。彼が結婚と引き換えに要求したのは父の所有するテレビ局の買収。どちらの思惑にもノーを突きつけるはずが、ラモンに心奪われてしまい・・・!?
-
- “氷の女王”と呼ばれている女社長ジョージアは困っていた。父親の誕生パーティーに恋人をつれて行く約束をしてしまったからだ。苦肉の策のチャリティー・オークションで全女性の憧れの的、元カーレーサーで今は実業家としても成功をおさめているルーカス・マロリーを競り落とす。彼なら父もきっと認めてくれるはず。「君のような美しい...
-
- なんてひどい言葉なの…! アラナは恋人のプロポーズに愕然とした。スペインの侯爵ラウルと婚約していたアラナは、輝く太陽のような彼に夢中だった。だが、アラナは知ってしまった。彼は、跡継ぎを産むバージンの花嫁が欲しいだけだったのだ! 愛されていると思っていたのに…。傷ついたアラナは、彼のもとを去った。なのに、また顔を...
-
- 貧乏貴族の家に生まれたインディアは、パーティー会場で冗談半分にお金持ちと結婚したいと露骨な願望を口にした。ちょうどその時、実業家のエイダンをひと目見て恋に落ち、冗談のことなど忘れて婚約する。ところが結婚式当日、エイダンは誓いの言葉を拒絶しインディアを置き去りにした! その悪夢から1年、再びエイダンが現れ、彼女の...
-
- 「君の新しい恋人はこんな田舎に愛人を閉じ込めているのか?」侮蔑の表情を浮かべたかつての恋人との再会に、エリーは言葉を失った。逃げ出すように彼のもとを去ってから1年半。いまや億万長者となったモーガン・スタッフォードは、毎週数多のセレブと浮き名を流しているんじゃなかったの!? 彼の完璧な美貌を歪ませているのは、プラ...
-
- 憧れの人気俳優と吹雪のなか、ふたりきりだなんて!?
-
- ホアキン・アルコラール――スペインきっての実業家であり、数多の女性たちと浮き名を流してきたプレイボーイ。そしてひとりの例外もなく、きっかり1年で恋人を捨てる男…。今週の金曜日、カサンドラはホアキンと出会って1年になる。私も過去の恋人たちのように、もうすぐ見向きもされなくなるの? カサンドラの不安は日ごとに増して...
-
- アリスはイタリアの実業家ドメニコと恋に落ち、彼の言うなりに同棲生活を送っていた。けれど6か月後、アリスはその生活に終止符を打ち、イギリスへ逃げ帰っていた。なぜなら彼の隠れた愛人の存在を知ってしまったから…。それに彼は、いつも絶対に結婚しないと宣言している。いくら愛しても先の見えない関係に、身も心もぼろぼろになっ...
-
- 父の借金返済のため、貴族の子息との便宜結婚を決意したフェリシティ。結婚式当日、悲壮な覚悟で玄関を出ると、ハンサムな運転手が出迎えてくれた。なんて素敵な人なの…。その魅力に思わず心が揺さぶられるが、夢心地を振り払って車に乗り込んだ。ところが車は、教会とは反対の方向へ猛スピードで走りだした! 突然の出来事に動揺する...
-
- 「イブ、2度と逃がさない!」突然、見知らぬ男性に責めるように呼びとめられ、イブは困惑した。カイルと名乗る彼は端正な顔に怒りをにじませ、イブは彼の妻で、2年間ずっと行方不明で捜していたと告げた――! 確かに記憶を失くしたイブが路頭に迷っていたのは2年前。親切な看護師のおかげで住む家と仕事を見つけ、やっと新たな人生...
-
- レベッカは1年前、結婚式を挙げたその日のうちに屋敷から追い出された。夫のアンドレアスは「すぐに離婚できると思うなよ。結婚の取り消しはしない」と冷ややかに言い放った。そのアンドレアスが自動車事故に遭って、私を呼んでいるという。なぜ? 今頃になって。まだアンドレアスのことが忘れられないレベッカは、夫のいるギリシアに...
-
- 彼の血筋を受け継ぐ子をつくる。私の役目はそれだけ。
-
- 愛するあなたに許されるなら、どんな罰でも受けるわ…。
-
- 砂漠の王、シーク・マリクがアビーの家へやって来た。彼の国でアビーの弟が盗みを働き、その処遇を話すためだ。弟を案じ、アビーは父が退席したすきにシークに食ってかかるが、セクシーな彼に圧倒されて、気がつけばキスを許していた。このまま父が戻らなければ、どうなっていたかわからないほどの、熱く激しい抱擁…。彼はアビーにそっ...
-
- メクホリア国の公爵令嬢リアは国の使いとしてひとりロンドンを訪れていた。10年前に追放された幼なじみアレクセイを次期国王として迎えるためだった。だが、遠い異国で実業家として成功を収めたアレクセイは、冷たくその申し出を断る。それもそのはず10年前、彼を追放したのはリアの父親だったのだ。しかしリアにもこのままひけない...
-
- 今日はアンバーの結婚式。イギリス田園地方の教会で、厳かに式は進んでいた。美しい花嫁アンバーの夫となるのは、伯爵家の御曹子。申し分のない家柄だ。が、アンバーが誓いを立てようとしたその時、静寂は力強い男性の声によって破られた。「この結婚に異議を申し立てる!」振り向いたアンバーの目に映ったのは、忘れもしない黒髪のイタ...
-
- アレクサは重い気持ちでセリビアの大聖堂の扉を押し開けた。なぜなら今日ここで行われる妹の結婚式は、彼女の土壇場の決意で中止になったと伝えなければならないからだ。しかし新郎のサントスは傷つくかと思いきや、声をあげて笑いだす。彼にとってこの結婚は、上流階級の仲間入りだけが目的で愛情はいっさいないのだと言う。そして彼は...
-
- アロマテラピストのシエナは人生で最悪の年を過ごしていた。職場はつぶれ、恋人には裏切られ、母親は病に苦しんでる。そのうえ、借家の立ちのきまで迫られていた。すべてを解決する方法は亡き父親の遺した莫大な遺産を相続すること。それにはひとつ条件がある。彼女が「幸せな結婚」をしていることだ――知りあったばかりのキアに彼の会...
-
- 降りしきる雪の中、ロンドンの空港でリディアは中東のシーク・アミールに出会う。 彼女は彼に対し、未だかつてないほど激しい欲望を感じ、熱く官能的な夜を過ごす。翌朝目覚めると、悪天候のため空港が3日間閉鎖されるという知らせが・・・。 そんな時、彼から「君が望むなら3日3晩を君に捧げよう」と告げられて!?
-
- あなたはまだ私を従わせる力をもってるのね…。サディーは元婚約者ニコスに、恥を忍んで5年ぶりに会いに来た。ふたりの家はビジネス上のライバルで昔から険悪だったが、ふたりの婚約を機に和解の方向へ進むはずだった。が、式の直前になぜか会社の潰しあいが始まり、競争に敗れたサディー一族は、今やニコスに屋敷すら奪われようとして...
-
- 「自分が誰かわかるか?」病室で目覚めたセリーナに鋭い質問が飛んだ。声の主は、黒髪が美しい理知的な男性ラファエル。説明によればセリーナは、彼の所有する高級車で事故に遭い、ここ1年ほどの記憶を失っているという。いったいどういうこと? 事情は彼にもわからないらしい。ラファエルは冷たく「君とは会ったこともない」と言うく...