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『岸本景子』の作品一覧

彼の正体を知らないまま、温もりに溺れた私は――
障がいがある姉と介護する妹の間には喜びも悲しみも…。71ページの表題作ほか、盲目の父を支えたいと思っていたのについ反発してしまい…という読者体験「お父さんの杖」を同時収録。
銀行の支店長を務めていた父が、金を着服してしまった! グレースは、なんとか父を救おうと、銀行トップのエレーラ公爵に直談判しに行く。だが、公爵の住む獅子城の使用人は冷たく、公爵に取りついでももらえない。なんとか公爵に会いたいとグレースは庭園に忍びこむが、すると何者かが獰猛な番犬をグレースにけしかけてきた! その危...
小さな園芸店を営んでいたイジーに、大きなチャンスが舞いこんできた! それはNY屈指の実業家、リオ・ダキーラの別荘の仕事だった。子供の頃から、家族にみそっかすのイジーと言われ、自信を失っていた彼女は、仕事で家族に認めてもらいたいという思いがあった。しかし、イジーは予期せぬ災難により大事な面接に遅れてしまう。すると...
倒産の危機にある兄の会社を救えるのは、スペインから来たやり手実業家マット・デ・カピストラーノだけ。だがジョージーにとって、彼は思い出の土地を買い上げようとする、セクシーだが傲慢で礼儀知らずな男だった。ある日、視察に同行したジョージーに、マットは車の中でいきなりキスを!これは彼が仕掛けたゲームなの?
5年前の事件がもとで人目を避け、海辺の町で暮らすステファニー。 誠実な恋人ユーアンとの結婚を望む彼女の前に、 当時の恋人で事件をしる人物ジェラードが現れた!! 過去が知れ渡ることを恐れるステファニーにジェラードは、 危険な取引を持ちかける。 それは秘密を守る代わりに彼の所有物になるというもので・・・・・・。
愛ゆえ別れた彼との再会は私の心を揺さぶるけれど…。
令嬢シルビーは過去に犯した過ちを忘れようと、ニューヨークで仕事に打ち込んできた。 だが今度の仕事先は故郷イギリス。そこで待っていた男ランこそ、シルビーの「過ち」だった。 親族の爵位を継ぎ、年月を経て一層魅力を増したラン。 彼女を打ちのめした「あの夜の出来事」を忘れて、一緒に仕事などできるのだろうか?
赤ん坊と夫に先立たれた過去をもつホイットニーの心は冷えきっていた。しかし、親友夫婦が事故で亡くなり、遺された赤ん坊の養育権の半分を得ることになった。残りの半分は赤ん坊の年の離れた兄のダリウスが得たという。美しく尊大で世界的海運会社のCEOとなった彼と、彼の屋敷で子育てだなんて! もう恋に落ちる資格なんてない私な...
NYで活躍する弁護士のアンナは父の命令でローマに行くことになった。悪名高いプリンス、ドラコ・ヴァレンティが母の所有地を不法に利用しているというのだ。ローマに向かう空港で、飛行機のファーストクラスを取り損ねたアンナはひとりで2席を確保した男性を見つける。席を譲るよう交渉するアンナだが、セクシーでとんでもなく高価な...
ベビーシッターの面接のため、イタリアへきたアリス。 だが、一緒にいた姪のルイーズが、停めてあったスポーツカーを無断で乗り回し、事故を起こしてしまう。車のもち主はなんと、アリスの雇い主になるはずの伯爵で・・・。 軽蔑のまなざしで伯爵は告げた。「窃盗罪で訴えられたくなければ、黙って僕の家に来てもらおう」。
朝、目覚めると同じベッドに裸同然の見知らぬ男性が!? ミランダは驚きとともに不思議なときめきを覚えた。きっとこれは夢なんだわ。だってこんな美しい男性がいるわけがないもの…。双子の妹が自分の想い人と結婚したショックから、逃げるように郊外のコテージのハウスシッターの職に就いたミランダ。男性はコテージのもち主の甥のジ...
伯爵と結婚した姉に会うため、ブエノスアイレスを訪れたゾーイ。迎えに来てくれた義兄の友人ラサロのヘリに乗るが、とたんに彼の態度は豹変した。「静かにしろ。言うとおりにしていれば何も心配することはない」。これは誘拐だわ…!! 街から隔絶された豪邸でとらわれの身となってしまう。彼の目的は伯爵家への復讐。そして、それには...
小さな町のダイナーで働きはじめたスザンヌは見知らぬ男性に、「僕の町でなぜ勝手に働いている」と責めたてられた。僕の町ですって、なんて横暴な人なの?しかし、彼こそがスザンヌがこの町へ捜しに来た目的の人、ケイド・アンドレアスだった。こんな身なりで億万長者だなんて信じられないけれど、男らしくセクシーな魅力につい惹かれて...
デザイナーのレイチェルが、はるばるアマルフィ海岸へやって来たのは、かつての恋人アレッサンドロを問いつめるためだった――いくら私を恨んでいるからといって、私のブランドの資金繰りを邪魔するなんて! 5年前ある事情から彼のプロポーズを受けずに、ほかの人と婚約してしまったことへの復讐なのだろうか? そして、やっとのこと...
リンジーは行方不明の妹ルビーの消息を知るために、妹が秘書として働くアレッシオ・カペーリのオフィスを訪ねる。彼は、やり手の離婚専門弁護士。一方、リンジーは結婚生活の修復を手がけるカウンセラーで、ふたりはメディアで特集されるほど天敵の関係。大富豪のイメージとかけはなれた彼の鍛えぬかれた身体にとまどうリンジーに、アレ...
セリーナの一族、ルーヴァーディス家の宿敵、海運王のアリステデス・サラントスが父の告別式に現れた。ビジネスのためなら手段は選ばず、奪えるものは冷徹に奪いつくすと恐れられているサラントス。その彼が誰よりも悲しみに満ちた目をしているのはなぜ? セリーナは胸騒ぎを覚えた。それは葬儀のあと、彼に再会し、ふたりきりで熱く甘...
その日、ケイは好きでもないルイスと結婚式を挙げようとしていた。ルイスの会社で盗みを働いた弟の罪を償うために。だが、誓いの言葉を交わす直前、教会の入り口にひとりの男性が現れた。彼の名はジャック・メイスフィールド。6年前からケイが思いを寄せる相手だった。祖父の命を救ってくれた彼に、ケイは約束した。“いつどこでも、ど...
彼に見つめられると偽りの仮面がはがされてしまう…。
ロンドンの広告会社で働くアレッサンドラの夫は、誰もが知る大企業社長・キャメロン・コールダー。初めて会ったとき、圧倒的なカリスマ性で、誰もが自分にひれ伏して当然とばかりふるまう彼を、アレッサンドラは冷たくあしらった。するとキャメロンは、思いどおりにならない「クールな女」に結婚を申し込んできたのだ! でも、アレッサ...
「シドニー1のプレイボーイを誘惑しろですって!?」 その危険な男―“ニック”に妻を奪われたという従兄弟の頼みで、カイラは一肌脱ぐことに。ニックを骨抜きにして妻をとり戻す計画だ。だがパーティの夜、カイラは身も心も焦がす運命の相手と出会ってしまう。まさかそれが、“ニック”だったなんて!
ダニエルが魅力的なイタリア人医師カルロと出会ったのは、父の事故がきっかけだった。父の看病に疲れた自分にもやさしく接してくれるカルロに、想いを募らせていくダニエル。「でも、彼の心には私の入る隙間なんてない、彼は今でも亡くなった奥様だけを一途に愛し続けているのだから…」ところがある日、ダニエルはカルロの愛娘を助けた...
「借金50万ドルを今月中に支払えですって!?」デイジーの牧場に取り立てにやって来たのは圧倒するオーラと金色の炎が燃えるような情熱的な瞳をもつダンテ・ガルバン伯爵。世間には秘密にしているが、デイジーの父はアルツハイマーを患っている。そこをつけいられ、伯爵家と不当な契約を結んでしまったのだ。なんて卑怯な掠奪者なの…...
キャリアウーマンとして充実した日々をおくるマディの周囲にはろくな男がいない。そんな男のうちの誰かと結婚するなんてあり得ないけど、自分の子供は欲しい――だから人工授精を受ける決心をしたマディ。ところが妊娠した彼女のもとへ、たった1度、無理矢理キスしてきた男性が訪ねてきた。彼はドゥバーク王国の皇太子で、マディのお腹...
霊能力なんて、いらない。持って生まれたその能力のため、心を閉ざして生きてきたセブン。 ある時、6年前から行方不明だという女のコのイメージを、つい口にしてしまう。「このコは生きてるわ」。すると女のコの父親だというセクシーな男性が、セブンを詐欺師と決め付けて怒鳴り込んできて・・・。
エーゲ海に浮かぶ島国フォーテネグロ。アイオナンスの姉は皇太子マックスと結婚したが放蕩生活を送った挙句、愛人と事故死した。王国の掟によると、その罪をつぐなうため妹である自分が殿下と結婚しなくてはならないという。王家の跡継ぎを産むための生け贄になるなんて、この21世紀の世の中に…!? しかし、結婚パレードで圧倒的な...
奔放な双子の姉に頼まれ、南米グァテマラを訪れたルーシー。そこで待っていたのはグリーンの瞳を持つ、謎めいた男性ホアキン。しかし彼はルーシーを詐欺師呼ばわりし、借金の全額返済を要求した。 自らの正体を明かせば、再婚を控えた姉の身が心配だ。 そうして彼女は誤解を解けぬまま、ホアキンの囚われの身になり・・・。
カラシア国大公の結婚披露パーティー。好奇の目にさらされ、プリンセス・セリーナはひとりたたずんでいた。「祖国を追われた哀れなプリンセス…隣国の大公妃の座も逃し、この先も平民以下の生活に甘んじるのね」――周囲の噂話から救ってくれたのは、大富豪アレックスからのダンスの誘いだった。アレックスとの甘美なダンスに胸をときめ...
名付け親であるハリソンがアメリカ大統領選に出馬するにあたり、ダラは選挙活動の手伝いをすることになった。持ち前の美貌と知的なイメージで、彼女はあっという間に広告塔として人気を集めた。だがその分、危険も多くなったため、ハリソンは彼女のために一流のボディガードを手配した。それがリッジ・ジャクソンだ。彼の陰のある黄金色...
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