• TOP>
  • 著者一覧>
  • 『千家ゆう』

『千家ゆう』の作品一覧

テスとレイフは気心の知れた幼なじみ。お互いを異性として意識したことなど1度もなかった…わけではないけれど。テスがシングルマザーとなり帰郷したときには死ぬほど驚いたレイフだが、温かく見守っていた。ある夜、事態は一変した。子供を奪われるかもしれないと、テスが逆上したのだ。彼女を抱きしめ慰めるうち、レイフは幼なじみ以...
ナターシャは熱い唇を受け入れまいと、きつく口を閉じたまま無防備な裸身をアレックス・マンドラキスに預けていた。養家の一族のためにと迂闊にサインした契約書に、こんな落とし穴があったなんて! 要するに私は売られたのだ。借金のかたに、結婚という名のもとに、この冷血で傲慢な、そして悪魔のように美しい男アレックスに。慈悲を...
裕福な家庭に育ったマギーは、いくら仕事を頑張っても、周りは金持ちの小娘のお遊びとしか見てくれないことにいら立ちをつのらせていた。そんな彼女に強力なライバルが現れた。ジャック・マッキンノンはたたき上げだが相当有能と周囲の評価も高く、その上、完璧な容姿を備えていた。はねっかえりで知られるマギーが、なぜか彼には逆らえ...
デザイナーのベラは予期せぬ人物との再会に言葉を失った。ルキーノ・モンティセリ――罪なほどセクシーなイタリアの大富豪。昔、巧みに誘いをかけながら、妻子の存在が知れるとあっさりと私を捨てた人。今さらなぜここに? ベラの雇い主マリアは彼の叔母で、ベラがマリアから不正に資金をひき出したと誤解したようだ。ルキーノはベラに...
RJ・メイトランドは人生最大の窮地に陥っていた。きっかけは、経営する病院に捨てられていた赤ん坊と短い手紙。富も名声も手にしていたはずの彼が、妊娠させた恋人を無残に捨てた非情なプレイボーイと書き立てられたのだ。事実無根のスキャンダルに、彼は一計を案じた。それは秘書のダナと便宜結婚をして紳士ぶりをアピールすること。...
イベントプランナーのジェニーヴァは、開発業者マイケルと情熱の一夜を過ごし、妊娠した。結婚を決めた矢先、彼女は流産してしまう。子供がいない今、愛されてもいないのに結婚していいの? ジェニーヴァは式場から姿を消した。それから1年、気持ちの整理もつきかけた頃、マイケルが新しいボスとして目の前に現れた。彼は過去の醜聞す...
離婚寸前だとも聞くけれど、既婚者の課長との噂をたてたくなくて、ずっと片想いのまま、彼の指輪が外れる日をただ待っている私。ある日、オフィスで幼馴染の幸ちゃんに再開し、その場には課長も一緒にいて…。幸ちゃんも彼のことが気になるから、がんばっちゃおうかな、トロいと出遅れて何にも残らないわよ、ですって!? 幸ちゃんはい...
彼氏とは相性もいいし会いたいときに会えて、稼いだお金を自由に使える、今の関係でいたい。結婚も専業主婦も家に縛られるようで嫌! カレや母親から結婚を迫られる度に、あれこれ言い訳して逃げてきた私。そんな中カレとのデート中に、専業主婦になった元同僚と出会う。彼女とは、以前はおしゃれで張り合う仲だったのに、今はカットし...
妊娠中って、誰も彼も大事にしてるのは赤ちゃんだけで、わたしの気持ちはどうでもいいの? お母さんになるってことはわかっているつもりだけど、なんだか寂しい…! 結婚3年目のまりあは妊娠中。重いものは持たなくて良いし皆が大事にしてくれて極楽~♪ と思ったのもつかの間。好きなオシャレは取り上げられるし、友達からは遊びの...
彼氏の義明とは同棲生活2年半。彼が結婚のことをどう考えてるのか気になって、家具を見にいったり、お見合いを匂わせたりして、プロポーズがほしいってアピールする私。雰囲気づくりもしてみたけど、彼にはまるでそんな気配なし! ついには、私が強引に言わせようとしていることに気づいた義明とケンカしてしまい、結婚どころか破局の...
「俺、あなたのファンです!」入社そうそう、そう言って私の手を握り締めた男の子・大跡くんは、4つ年下の22歳。毎日ベッタリつきまとわれている朗子(あきこ)には、医者の卵の彼がいる。弟と同じ年の後輩なんて、範囲外!ましてや玉の輿★の彼から乗り換えるなんて想定外!と思っていたのに、なぜか自分の気持ちを察してくれる…。...
花屋を経営する夢をもっている大学4年生の房子。夜間にアレンジメントの資格も取って準備万端、今日から花屋のアルバイトが始まる。社長の杜祐記(もり・ゆうき)は想像以上に若い青年。穏やかな話しかたしか知らなかったから、自分よりずっと年上だと思い込んでいたのだ。「君のこと、ふーちゃんって呼ぶよ」と、気さくに接してくれる...
花嫁にとっては一生に一度の大切なセレモニー。心にのこる素敵な結婚式に憧れるのは当然!結婚式の司会者という仕事は、二人の門出を身近で祝うことができる“やりがい”のあるもの。思い出づくりにお役にたちたい気持ちでいっぱいな悦子は、いつも誠意をもってつとめているつもりだった。ところがある日、打ち合わせ中に花嫁の機嫌をそ...
最上部へ