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『奈良郁子』の作品一覧

フリーライター・須崎(すざき)のアシスタントをしている由利(ゆり)ちとせのもとに、ある日友人・美湖(みこ)の訃報が届く。死因は神経性食欲不振症による重度の低血糖昏睡であり、世間的には『過剰なダイエットの果ての拒食症による死』という、いかにも美醜に執着する女の愚かさをあげつらうような取り沙汰され方をされていたが、...
久里(くり)家は、天真爛漫で食いしん坊な女の子・亜梨紗(ありさ)ちゃんを中心に、天然のお母さん(恵子)と真面目なお父さん(大二郎)の3人家族で、今日もにぎやか&ハッピー満載! さて、今回のお話は――…。会社から1ヶ月間の出張勤務を命じられたお父さん。そんな短い期間ではさすがに一家そろって引っ越すわけにもいかず、...
新工場へ入社したばかりの七瀬詠子は、ある事件をきっかけに恋人である原口に利用されたと思い込み疑心暗鬼に陥っていき――。
自分を裏切った夫と離婚し、ひとりで生きていくべく初めての会社勤めに日々奮闘する辻本毬子(つじもと・まりこ)だったが、この頃風邪に似た症状のしつこい体調不良に悩まされていた。小耳に挟んだところによると、今世間を騒がせている感染症『エイズ』の初期症状も風邪に似ているらしい。そのときはさして気にもとめなかった毬子だっ...
主婦の八隅麻乃(やすみ・あさの)は夫の実家で、夫と姑の三人暮らしだったが、姑との折り合いが悪い上に夫も自分の味方をしてくれず、つらい結婚生活を強いられていた。そんな麻乃の唯一の心の支えは、子犬の頃から飼っている雑種犬のコータ(♂)の存在…犬嫌いの姑から何かと虐げられながらも、その無償の愛情とけなげな忠誠心に癒さ...
保母として働く心やさしき女性・咲美(さくみ)には、出版社に勤める孝夫という恋人がいたが、そこの社長である祖父の強硬な反対にあって結婚できずにいた。なぜなら、咲美が未婚の母の娘だったから。それは孝夫の祖父が言うように、咲美の母親が「父親のいない子供を産んだふしだらな女」だったのでは決してなく、婚約中に父親が事故死...
幸恵は幼い息子・直樹をつれて離婚、母子二人で狭いアパート暮らしを始めた。自己中で思いやりのない夫と、その夫べったりで腹黒い姑との暮らしに耐えられなくなったからだ。しかし、新生活は想像以上に大変だった。アパートの大家からは母子家庭への遠慮のない偏見の目を向けられ、寿退社した会社に再雇用してもらえたものの、当時の華...
伏見順(ふしみ・すなお)は結婚してもう5年が経つというのに、まだ子供に恵まれなかった。夫・信一は気にすることはないと言ってくれるものの、それはあくまで”女としての妊娠のプレッシャー”が実感としてわからない、単純な男の感覚ゆえの言葉に過ぎなかった。そんなある日、順は産婦人科へ診察に行き、自らの妊娠能力に関して思い...
阪神・淡路大震災から25年。 消防官の葛藤を軸に震災下の人々を描いた、ドキュメンタリーコミックを電子復刻しました。 救急救命士の野上と、通信指令室に勤務する逆瀬。 1995年1月17日午前5時46分、突如起きた大地震に二人は対応しようとするが……。 震災当時の「消防は何もしてくれない」という声は本当だったのか...
縞田衿子(しまだ・えりこ)は下着メーカーに勤め、ランジェリー・フィッターとして働いていたが、ある日、親友ナッチからの乳がん告白を受け、心が揺れる。そんな時自分の会社内に、乳がんで胸を切除した女性のための補整下着を専門に扱う部署があることを知り、そこへの異動を願い出る。ナッチのような人のために自分でも何かできるこ...
野嶋公恵は、聡明で元気な中学1年の娘・智恵と、やさしい夫と3人での平凡ながら幸せな生活を送る、ごく普通の主婦だった。そう、あの日、乳がんの宣告を受けるまでは…。今現在、医療は格段の進歩を遂げ、がんといえども不治の病ではなくなった。とはいえ、罹患者が100%治癒するかといえば決してそうではなく、やはりがんによって...
転んでも立ち上がり、犬型リュックサックのまーちゃを背に少女・多希ちゃんがゆく… それは、すべての女性の心にそっと寄り添う宝物のような物語。
ドジだけどたのしいおかあさんとマジメで優しいおとうさんのあたたかな愛に包まれて…「ねえねえ、“あい”ってオイシイの?」…そんな天真爛漫幼児・亜梨紗ちゃんが巻き起こす、みんなハッピー!笑いと涙でつづるほのぼのファミリーロマンの決定版!!
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