『堤抄子』の作品一覧
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- 時は平安末期、平家追討を果たした源義経は後白河天皇より「初音の鼓」を賜る。そのことで兄・頼朝の勘気の元となった義経は平家三将の雁首を本物とすべく西国落ちを決意する。一方、物の怪の長の子であり霊力をもたぬ白狐は、崇徳院の怨霊から自分の両親が人間たちに殺され、その生皮が張られた「初音の鼓」が義経の元にあると知らされ...
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- グードランド国で暮らす少女、エルナは普通の女子高生平和に暮らしていたがある日突然、竜に乗り、今は失われたはずの魔法を操る覆面姿の集団が現れエルナに襲いかかり、さらに黒髪の青年がエルナを助けに現れる。リョートと名乗るその青年は、エルナはエルナス王国の王女であり、自分はエルナを守る騎士だと告げる・・・エルナの運命は...
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- アーサトゥアルの闇の姫御子エルナ。魔法世界でありながら魔法力を帯びないエルナを求めて諸外国が動き出す。彼女の役目とはいったい…!?
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- その日、大空友樹は朝からツイていなかった…。クラスメイトにからかわれ、ごみ袋には足を突っ込みそうになり、予約していたゲームは店員のミスで売られてしまう…。けれど、その後に起こった事はツイているとか言う話のレベルでは無かった。過去類を見ない程の流星群の襲来。それが地上を襲い、目を覚ました時には世界が変わっていた。...
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- 異能を持ちながらも強く優しく生きる子供たちとそれと関わる人々の近未来短編集。
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- ファンタジー巨編「聖戦記エルナサーガ」で著名な、堤抄子先生のSF短編集!
確かな筆致で描かれるSFマインド溢れる作品世界は、漫画ファンの熱烈な支持を受けました。
ファンだけではなく気鋭のクリエイターたちからも注目され、単行本では宮崎駿監督が解説を寄稿し、話題になりました。
今回、単行本未収録作品の中から1...
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- それは、竜と人との壮大な物語 ――西洋ファンタジーというと、エルフとかドワーフとか、日本では雰囲気で取り込んでしまったきらいがありますが、どうもそれは確固とした勢力を持つ異文化圏、異民族の存在を象徴するものであるんではないか、と。そういう観点から、もう一度西洋ファンタジーを書いてみようと思いました―― (作者コ...
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- 災いの星の下に生まれたことから、名もないまま地下牢に幽閉されていた青年。そんな青年がある日王から、「アダ」の名前を与えられ、言葉を教えられ、自由を得る。自由を得た彼は予言を受け、人並み外れた能力を持つことに気づいてゆく。放浪を続けるアダは子供達や子を亡くした母親との出会いから人との触れ合いを知り、命の重さを感じ...