『C-KANATA』のコミック一覧

ジヨンヌ
ヒトには誰にでも洞がある。飛ぶ鳥を落とす勢いの人気小説家・干塚の新担当となった僕。初めて会った先生は、本人の作品からうける印象とは真逆の、とげとげしく気難しい退廃的な印象で少し怖い。特に、弟子の若い青年に対する態度ときたら殊更に可笑しく……。弟子と小説家の情は爛れ、捩れ、やがて芳しく満つる――。
奥田枠
ある資産家の息子Kが死んだ。順風満帆に生きてきたKの死に疑問を抱いた警察は、重要参考人として、Kの自殺を通報した坂滝晃を召喚する。調査の過程で明らかになった、二人の淫らで歪な関係とは――。誰にも理解されなくても、この関係は祝福でした。
金魚鉢でめ
「大丈夫 私の肉を食べて…これであなたも……」神父が新しく赴任した協会には、神の奇跡と親しまれる「マリヤ」のミイラがありました。そこには毎日マリヤを見つめるだけの男の人がいました。神父は彼がとても気になり、声をかけたのです。彼は自分が人魚で、「マリヤ」を助けたいのだと言います。人魚に魅入られた神父が愛の先に見た...
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