中学の同窓会に初めて参加した吉村。久しぶりに再会した旧友との恋愛に対する価値観の違いに対して、自分の意見をきっぱりと告げた吉村は、二次会に行かずに家に帰る駅に向かう途中、同じクラスながら中学時代はほとんど接点のなかった安達が声をかけてくる。自分の意見を言う姿がカッコよかったというためだけに安達に対して、「住んでる世界が違う」と思っていた吉村は終電を逃したある日、安達に遭遇して…。　　※本電子書籍は『mimosa vol.7』収録の「似てない僕らのままで続く 第一話」と同じ内容です。

同窓会で再会したパリピな美容師の安達とデザイナーで淡白な性格の吉村。学生時代は特に関わりがなかった二人だが、終電を逃した吉村を安達が家に泊めてくれた際、案外気が合うことに気づく。安達からの誘いで二人はルームシェアを始めることになる。　※本電子書籍は『mimosa vol.9』収録の「似てない僕らのままで続く 第二話」と同じ内容です。

玄関先で見知らぬ人とキスをする安達を目撃してしまった吉村。恥ずかしさから彼を避け、多忙と重なり体調を崩す吉村。看病してくれた安達に理由を話し謝ると、恋愛をするしないも自由だとかつて吉村が言った言葉を安達は返す。二人はまた少し距離を縮めていき…。　※本電子書籍は『mimosa vol.11』収録の「似てない僕らのままで続く 第三話」と同じ内容です。

転職を決めた吉村はある日、安達の元カレが荷物を届けに来ているところに遭遇する。荷物を見ても変わらない安達にほっとする一方、彼もこの部屋で暮らしていたのかと考えてしまう。転職活動中の吉村は安達に髪を切ってもらって…。 ※本電子書籍は『mimosa vol.12』収録の「似てない僕らのままで続く 第四話」と同じ内容です。

一緒に行ったライブの帰り道、「安達のおかげで楽しかった」と吉村がお礼を伝えると、突然安達に抱きしめられてしまう。彼の行動に驚きつつも、良い匂いだとつぶやく吉村から安達は離れる。それ以降安達に距離をとられてしまう吉村。転職が決まってもモヤモヤが晴れず…似てない二人が「これから」を見つける最終話！ ※本電子書籍は『mimosa vol.13』収録の「似てない僕らのままで続く 第五話」と同じ内容です。