logo

banner

Dr.NOGUCHI

Dr.NOGUCHI

17完結!

応援メッセージ1
作品のあらすじ
1876年、福島県猪苗代に生まれた野口清作(のちの英世)は、幼いころに囲炉裏に落ちたときの手のヤケドがもとで、気の弱い少年時代を過ごしていた。ところが7歳になったある日、学校の作文で、清作は貧乏でも朝早くから夜遅くまで働く母親・シカのことを文章に書き、はじめて先生に褒められる。それをきっかけに、清作は学業に励み、ついには高等小学校に通うまでになるが……。偉人・野口英世の波乱万丈の半生を描く話題作!
もっと見る
  • こののあらすじを見る ▼
    1876年、福島県猪苗代に生まれた野口清作(のちの英世)は、幼いころに囲炉裏に落ちたときの手のヤケドがもとで、気の弱い少年時代を過ごしていた。ところが7歳になったある日、学校の作文で、清作は貧乏でも朝早くから夜遅くまで働く母親・シカのことを文章に書き、はじめて先生に褒められる。それをきっかけに、清作は学業に励み、ついには高等小学校に通うまでになるが……。偉人・野口英世の波乱万丈の半生を描く話題作!
  • こののあらすじを見る ▼
    高等小学校に進学してからも周りの裕福な同級生たちから馬鹿にされていた清作だが、幼い弟の子守をしながら勉学に励む伊坂や、噴火した磐梯山の調査にやって来たホプキンスとの出会いを通じて教師になるという夢を膨らませていった。希望に満ちた日々を送り、卒業を翌年に控えた15歳の秋、進学のために取り寄せた師範学校の募集要項を読んだ清作は、その内容に絶望する……!!
  • こののあらすじを見る ▼
    「オラが医学を変えでやる!!」――医者になるという決意を固め、会津町の会陽医院の書生となった清作。医院での生活にも慣れてきた清作は、やがて近くの教会でフランス語を学ぶこととなり、そこで女医を目指す名家の美少女・ヨネ子と出会う。持ち前の飲み込みの早さで周囲を驚かせる清作だったが、ヨネ子のことが頭から離れず、次第に勉強に身が入らなくなってしまい……!?
  • こののあらすじを見る ▼
    病身の母のために一刻も早く医者になろうと決意を固めて上京した清作は、ついに前期試験に挑み、無試験で医者になれる帝大生に馬鹿にされながらも、この試験に見事1位の成績で合格する! 1年後の後期試験へ向けての生活が始まった清作だったが、会陽医院の渡部先生に紹介された血脇(ちわき)医師から、清作には後期試験を受けるためには致命的な問題があると指摘される……!!
  • こののあらすじを見る ▼
    晴れて医術試験に合格し、医者としての一歩を踏み出した清作には、故郷の会津で開業するという夢があった。だが清作は、またしても左手の古傷がもとで開業の道を閉ざされる。そのことで清作は卑屈になり、酒に溺れるようになっていく……。ところがある日、偶然目にした細菌学の本を読んだ清作に、人生最大の転機が訪れることに!!
  • こののあらすじを見る ▼
    生まれ変わってまた一から出直すために名前を「英世」と改名した清作は、ある日、研究所の先輩のミスをかばい横浜の検疫所に左遷されてしまう。しかしそこで待っていた、研究所とはまったく違う温かい待遇にとまどいながらも、ペスト患者を発見するという功績を挙げた英世は、日本の医師団の一人としてペストが流行する清国へ派遣されることとなった!!
  • こののあらすじを見る ▼
    医師団が帰国してからも清国に留まり、牛荘(ニューチャン)の人々や駐留するロシア兵と交流する英世。だが、清国各地で起こっている外国人排外運動は、英世がいる牛荘にも迫っていた! 清国民がロシア軍を襲撃し、しだいに戦闘が激化する中、大いなる志を胸に英世はついに帰国する――!!
  • こののあらすじを見る ▼
    夢と希望を胸に単身アメリカへと渡った英世。確かなアテのない英世は、以前日本で知り合ったフレキスナー教授のもとに押し掛け、働かせてほしいと頼むが、あっけなく断られてしまう。一度は途方に暮れ落ち込むものの、自らを奮い立たせ再び教授のもとを訪れた英世は、そこで思いがけない行動にでる!!
  • こののあらすじを見る ▼
    英世を追い出すために課せられた無謀な論文。サムやミッチェル教授の助けを借りてなんとか論文を書き上げた英世は、その水準の高い内容が認められ、ついにフレキスナー教授の正式な私設秘書となる。自分専用の実験器具が与えられ自由に研究できる恵まれた環境にこれまでにない充実感を感じていた英世だったが、ある日、研究報告会に臨み、思わぬ壁にぶつかってしまう……!
  • こののあらすじを見る ▼
    ロックフェラー本人に気に入られ、ヨーロッパ留学を勝ち取った英世はデンマークに渡る。期待に胸をふくらませる英世だったが、案内されたところは、英世を含めて所員5人だけの小さな研究所だった!! さらには、まったくやる気が感じられない所員たちの振る舞い。しだいに不信感を募らせていく英世は、ある日、所員たちの行動に隠された真実を知る――。