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おしゃべりなアマデウス

おしゃべりなアマデウス

12完結!

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作品のあらすじ
有名な音楽家だった里緒(りお)の両親は、里緒が幼い頃に交通事故で死んでしまった。母の親友・緒方実穂子に引き取られた里緒。実穂子の息子・羽宗(うそう)を兄のように慕い、共にバイオリンを学んで育った。時は流れ、里緒は中学3年生。進学を前に自分の才能に見切りをつけ、音楽の道を断念しようとする。そこへアメリカ留学を終えた羽宗が帰国してきた。天才バイオリニストとして注目されている羽宗は、里緒が普通高校に進学するという話を聞いて、怒りをあらわにする。彼は里緒のバイオリンの才能を見抜いていたのだ。羽宗のために音楽学校を受験することを決めた里緒だが、実穂子に猛反対されて…!?
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    有名な音楽家だった里緒(りお)の両親は、里緒が幼い頃に交通事故で死んでしまった。母の親友・緒方実穂子に引き取られた里緒。実穂子の息子・羽宗(うそう)を兄のように慕い、共にバイオリンを学んで育った。時は流れ、里緒は中学3年生。進学を前に自分の才能に見切りをつけ、音楽の道を断念しようとする。そこへアメリカ留学を終えた羽宗が帰国してきた。天才バイオリニストとして注目されている羽宗は、里緒が普通高校に進学するという話を聞いて、怒りをあらわにする。彼は里緒のバイオリンの才能を見抜いていたのだ。羽宗のために音楽学校を
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    沢村音楽学院に入学した里緒に、ひどい仕打ちを与える実穂子。実は、彼女は里緒の母親を憎んでいて、里緒を母親と同じ音楽の道には進ませないつもりだったのだ。たまらなくなった里緒は、家を飛び出して羽宗の親友・堂本のところへ転がり込む。実穂子にも羽宗にも、もう会えないと泣き崩れる里緒。けれども、そこへやってきた羽宗は、そんな里緒を優しく抱き寄せてキスをする。「おまえはおれのものだ」という羽宗の言葉に勇気づけられる里緒。以前にも増して仲良くなった2人だが、羽宗の恋人だという優香が急接近。あえて難しい曲でコンクールに臨
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    見事学生コンクールで優勝を果たした里緒。ドイツ留学は辞退したものの実穂子との不仲も解消し、とりあえず一件落着。羽宗のソロリサイタルを見にいった里緒はその才能に改めて感激し、ますますバイオリンが好きになる。そんな時、軽井沢音楽祭の編成が発表される。なんと羽宗は指揮者、里緒はソリストを務めることに。納得のいかないOBや大学生のメンバーたちは、教授陣が見にくる大事なリハーサルをボイコットしてしまう。しかし羽宗と里緒の演奏が彼らの心を動かし、メンバーを1つにまとめることに成功。本番前の軽井沢での合宿が始まって気分
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    軽井沢の合宿中、とうとう羽宗と結ばれた里緒。幸せいっぱいのまま演奏会の日を迎える。会場についた里緒たちを待っていたのは、客席に入りきらないほどの観客だった。緊張しながらも見事な演奏で応える里緒。コンサートは大成功のうちに幕をとじる。夏休みも終わり元の生活に戻った里緒と羽宗のもとへ、プラハ=フィルの来日コンサートへの出演依頼がくる。ところが、打ち合わせに同席したヨーロッパ注目のバイオリニスト・クリスは、里緒の演奏は羽宗に助けてもらっているだけだと言う。羽宗の才能を甘く見るなと責められショックを受けた里緒は、
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    プラハ=フィルの演奏会で大成功を収めた里緒。それを機に、里緒のもとにCMの出演依頼がくる。共演するのは国際的に活躍するピアニスト・頼近千春。羽宗は、自分の音楽をつかむ大事な時期だからと出演に反対。しかし里緒は、羽宗の力を借りずにどこまでできるのか試すために依頼を受けることにした。羽宗の機嫌がよくないのが気にかかる里緒。だが、羽宗は密かにCM用に作曲をしていた。コンセプト「エンドレス=ラブ」の通り里緒への愛にあふれた曲だった。頼近にも気にいられ、順調に撮影をこなしていく里緒。だが頼近は里緒も気にり、里緒に急
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    ジャパン=ユース=オーケストラのソリストの座をかけたコンペは、自由曲の審査まで進んだ。けれど麻里の挑発的な態度に振り回される里緒は、集中して練習することもできない。羽宗の励ましでなんとか自分を取り戻そうとする里緒。そんな彼女に麻里は1つの賭けを申し込む。コンペに負けたほうが、羽宗を諦めろというのだ。勝負を受けた里緒だが、麻里と同じ曲を選んだせいで一緒に演奏し審査されることに。本番の時間になり、舞台にあがった2人。そこで里緒は、病弱な麻里の体調がよくないことに気づく。これなら勝てると一瞬思った里緒だが、麻里
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    コンペの本選に臨む里緒は、麻里は病魔に冒され、命が長くないと聞いて動揺してしまう。だが、舞台に立った麻里の演奏は生命の力強さに満ちあふれていた。自分の出番を不安げに待つ里緒に、麻里は優しく言葉をかける。そのおかげで里緒は最高の演奏をすることができた。演奏後、麻理は羽宗と里緒を海へ誘う。しかし麻里は海岸で血を吐いて倒れてしまう。無理をおして自由曲の審査に出場した麻里だが、演奏が終わったとたんに再び倒れて病院へ。残された里緒は、麻里のためにバイオリンに魂をこめて演奏する。見事に審査を通過した麻里と里緒。だが、
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    ジャパン=ユース=オーケストラの海外遠征隊に選ばれた里緒。演奏旅行をする羽宗も一緒にいくことに。初めてのロンドン公演に向けて練習が続く中、指揮者に意見したことがきっかけで、里緒はコンサートマスターを兼任することに。しかし、ほかのメンバーはそれが気にいらない。団結を乱してはいけないと里緒が我慢するのをいいことに、次々に嫌がらせをしかけるメンバーたち。とうとう羽宗が我慢できなくなり、みんなを一喝。羽宗のおかげでメンバーと仲直りできた里緒は、見事にコンサートを成功させる。公演の場所をウィーンへ移した里緒たちだが
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    海外遠征の途中、里緒は事故で左手の神経を損傷してしまい、二度とバイオリンは弾けないと言われてしまう。泣き崩れる里緒の前で羽宗も悲しみを隠せない。辛いのは自分だけじゃないと気づいた里緒は、バイオリンを諦めることを決意。遠征を途中で抜け、日本に帰ってきたが、バイオリンのない生活にとまどいを隠せない。そんな時、街で流れていたクラシック曲を聞く。再び弾きたいという気持ちを抑えきれなくなった里緒は、助けを求めて羽宗のもとへ。ところが羽宗は、里緒のために演奏旅行をすべてキャンセルすると言い出す。自分のために羽宗が犠牲
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    雑誌に、里緒の怪我が羽宗のせいであるかのような中傷記事が載せられた。記事を書いた久和(くわ)に、訂正させようとする里緒。だがそのかわりに、里緒が通う病院の小さなコンサートで、一緒に演奏する芸大生より上手に弾くことを要求される。満足に動かせない左手で必死に練習する里緒。そして当日、羽宗のことを想う里緒の演奏は、つたないながらも、芸大生が演奏する意志をなくすほどすばらしいものだった。コンサート終了後、演奏を聞いていた日本音楽界の重鎮だという老人から、ウィーン国際音楽コンクールにでるよう勧められる里緒。彼女は自