とある森で暮らす魔法使いアル(Ω)は、魔獣キリ(α)の育ての親。キリが大きくなり別れの日が近づいているのに、「ずっとあんたの傍にいたい」と言うキリの言葉に、心が揺らぎそうになるのを日々堪えていた。しかしある日、発情を抑えることができず、フェロモンにあてられ我を忘れたキリに本能のままに襲いかかられ…!獲物を食らうように熱い手と舌で強引に愛撫され、物欲しそうに濡れる後ろ。まるでこうなることを望んでいたかのように、キリの昂りを容易く受け入れ、甘い声が溢れ出てしまう。我が子同然に可愛がってきたのに、欲情した雄の顔をしたその獣を、ついに拒むことができなくて…。親子の一線を超え、交わり合ってしまった2人の運命は―?