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花男

花男

3完結!

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作品のあらすじ
ク-ルで常識的、成績優秀な小学3年生の茂雄は母親とふたり暮らし。夏休みを迎え、さあ、これから塾だ、がんばるぞ!というその時、母の花織から、夏休みの間、父のもとに行って暮らすようにと言われたからびっくり。何といっても父は、プロ野球の選手になるといって家を飛びだし、30歳となった今もその夢を追い続けている「夢追い人」なのだった。父との生活が始まった。だが、生活はのっけから花男のペ-ス。茂雄は、朝4時からジョギングに、昼は散歩にと付き合わされ、ふりまわされるばかりだ。だが案内された父の暮らす街は、海のあるのどかな街だった。毎日毎日、花男にひっかきまわされて思い通りに勉強ができない茂雄。だが、バイクに乗ったり、カブト虫やザリガニを取りに行ったり…と、花男は、茂雄の知らなかった世界を見せてくれるのだった。そして、夏休み最後の日、母の花織がこの街にやってきた。
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    ク-ルで常識的、成績優秀な小学3年生の茂雄は母親とふたり暮らし。夏休みを迎え、さあ、これから塾だ、がんばるぞ!というその時、母の花織から、夏休みの間、父のもとに行って暮らすようにと言われたからびっくり。何といっても父は、プロ野球の選手になるといって家を飛びだし、30歳となった今もその夢を追い続けている「夢追い人」なのだった。
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    秋になった。花男は相変わらず、商店街の草野球チ-ム・フラワ-ズで活躍中だ。そして毎日、この街の小学校に転校した茂雄を迎えに行っている。だがそこに「人買い」と称する男が、花男の前に現れる。
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    クラスメイトに秘密のアジトへ案内された茂雄。大人ぶって冷めた態度をとるものの、話をしているうちに、ちょっとが力が入ってきた。とりあえず「街の平和を守るため」、探偵団が作った第1目標は、口の悪い駄菓子屋のババアだ。ババア成敗にでかけた茂雄は、そこで花男の昔話を聞かされる。