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記憶の怪物

記憶の怪物

3完結!

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作品のあらすじ
三ヶ月前に兄・千晴を事故で亡くした千澄。 兄の死に苦しむ日々を送っていたところ“記憶”を糧に故人へ擬態するという人工知能擬態生物「ハピネス」の存在を知り、もう一度千晴に会えるならと実験モニターに申し込むことに。 ハピネス・型番RE614を起動するとそこに現れたのは見た目は千晴そのもののクローン人間で――。 主食である、千晴の「記憶を有するもの」を与える度に外見だけでなく中身まで兄に近づいていくRE614に不安を覚える。 このまま大切な思い出を食い尽くされてまで、RE614を生かし続けることに意味はあるのか・・・? 千澄は自分の気持ちがわからなくなり――。 ★単行本カバー下画像収録★ 【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】
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    三ヶ月前に兄・千晴を事故で亡くした千澄。 兄の死に苦しむ日々を送っていたところ“記憶”を糧に故人へ擬態するという人工知能擬態生物「ハピネス」の存在を知り、もう一度千晴に会えるならと実験モニターに申し込むことに。 ハピネス・型番RE614を起動するとそこに現れたのは見た目は千晴そのもののクローン人間で――。 主食である、千晴の「記憶を有するもの」を与える度に外見だけでなく中身まで兄に近づいていくRE614に不安を覚える。 このまま大切な思い出を食い尽くされてまで、RE614を生かし続けることに意味は
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    「俺のせいで兄さんが死んでしまった」と兄・千晴に対する自責の念に苛まれている千澄。 RE614に向かって心に封じていた想いを吐き出し、目の前にいるのは兄ではないと理解しつつも自分を受け止めてくれる存在に救いを感じていた。 RE614への想いが少しずつ変化しはじめるも、彼に与える「記憶を有するもの」をどんどん消費していき、そして母のRE614への様子はおかしなものになっていく。 そんな中、兄の記憶を持つ者の体液を与えれば・・・と聞いた千澄は戸惑いながらも自らの体液を差し出すことを決意し――? ★単行
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    たとえニセモノであっても、いつまでもそばにいてほしい――。 最愛の亡き兄・千晴の器だけのはずが、言動や行動までも日々酷似してくる人工知能擬態生物“RE614”。 兄の「記憶を有するもの」として遺品を食べさせてきたが それも残りわずかという状況になり、千澄は代わりになればと消えゆく運命のRE614に記憶を含むであろう自身の血や体液を与えてみるも――。 刻一刻と“タイムリミット”が迫るなか、千澄と千晴の想い、そしてRE614の行く末はいかに――!? 近づく“終わり”と明かされる“真実”。