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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~

11完結!

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作品のあらすじ
江戸時代、徳川(とくがわ)三代将軍・家光(いえみつ)の世。会津藩主・加藤明成(かとうあきなり)に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水(ほりもんど)一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍(あいずしちほんやり)と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には、一族の男たちの前で堀の女たちを惨殺しようという恐ろしい企みがあった――。残虐七鬼vs.美女七人、未曾有の復讐劇が幕を明ける。
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    江戸時代、徳川(とくがわ)三代将軍・家光(いえみつ)の世。会津藩主・加藤明成(かとうあきなり)に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水(ほりもんど)一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍(あいずしちほんやり)と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には、一族の男たちの前で堀の女たちを惨殺しようという恐ろしい企みがあった――。残虐七鬼vs.美女七人、未曾有の復讐劇が幕を明ける。
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    悪逆の会津藩主・加藤明成とその配下である会津七本槍に、一族一党を惨殺された堀の女たち七人は、仇を討つべく、柳生十兵衛三厳を復讐の指南役として迎えた。十兵衛は「女たちが命と操(みさお)を捨てる」ことを前提に、その役を引き受け、女七人を七本槍に相対さすべく稽古を始める。ひとりひとりが凄腕の七本槍。倒すには奇策をもって当たるしかない――。天才剣士・柳生十兵衛は女たちの細腕にいかなる力を吹き込むのか!?
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    悪逆の会津藩主・加藤明成とその配下である会津七本槍に、一族一党を惨殺された堀の女たち七人は、仇を討つべく、柳生十兵衛三厳を復讐の指南役として迎えた。「ひとりひとりが凄腕の七本槍を倒すには奇策をもって当たるしかない」と考えた十兵衛は、初めの標的・大道寺鉄斎を、その危険な鎖鎌を封じる策を授けた上で堀の女たちに討ち果たさせた。同輩のまさかの敗北に動揺、そして逆襲を図る七本槍! 警戒を固める会津衆を十兵衛らはいかに討ち果たしていくのか!?
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    一族を惨殺された堀の女たち七人は、当代きっての剣の天才児・柳生十兵衛三厳に導かれ、悪逆・会津七本槍の大道寺鉄斎(鎖鎌使い)と平賀孫兵衛(槍使い)を倒した。一方七本槍は、般若面をつけて江戸市中の美男美女たちの祝言を襲い世間を騒がせ、自分らに仇をなす謎の般若面(十兵衛)をあぶりだそうとしていた。両者が互いの裏をかこうと画策する中、戦いの場は江戸の加藤屋敷へ! そこで十兵衛が見たおぞましきものとは!?
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    鉄斎と孫兵衛の二人を倒された悪逆・会津七本槍は逆襲をもくろみ、自分らに仇をなす謎の般若面(十兵衛)をあぶりだそうとした。一方、十兵衛と堀の女・お圭は、みずから新郎新婦に化けて七本槍にさらわれることによって加藤屋敷へ潜入した! 藩主の明成を捕らえたものの喜びもつかの間、からくりの畳が反転して奈落へと落ちていく十兵衛とお圭。絶体絶命の危機を救うものは!?
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    堀の女たちの手によって鉄斎と孫兵衛、そして犬使いの丈之進と、すでに三人を倒されてしまった悪逆・会津七本槍。藩主の加藤明成は緊張の中、会津藩への帰路についた。しかし復讐に燃える堀の女たちも二手に分かれて明成一行を追う! 奥州街道を北上する明成に献上するため、またしても娘をさらう七本槍。そして街道で明成と相対した大和尚・南光坊天海の秘密とは!?
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    悪逆・会津七本槍も残るは三人! 藩主の加藤明成ともども領国、会津へと逃げ戻った。それを迎えるは芦名衆頭領の芦名銅伯と、その娘おゆら。一方、十兵衛と堀の女たち、さらに沢庵和尚たちも明成一行を追って会津へ入る! ついにその姿を現した芦名銅伯。不思議な笑みをたたえるおゆら。この父娘はいかなる策と業と宿命を持つのか。対する十兵衛と沢庵の策とは!?
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    会津城内で暴虐の限りをつくす芦名銅伯と、その娘おゆら! それを制止せんと、柳生十兵衛の師匠・沢庵は単身、城内へ乗り込むことを決意。策でもって銅伯らを封じ込めんとする。一方、お千絵とお笛の二人が、護衛に五人の僧をしたがえて、江戸へと向かった。十兵衛側は虎穴に入らんとするが、まだその策と実力を隠している銅伯には通じるのか? そして、お千絵とお笛を逃がさんとする護衛の僧たちを待ち受ける運命とは?
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    五人の僧の犠牲と引き換えに、会津を脱出したお千絵とお笛。一方、敵の魔窟・会津城へは沢庵が入り、芦名銅伯の裏をかこうと画策する。だが敵は芦名衆の大首領。沢庵が予想もしなかった奥の手を準備していた! 江戸へと辿り着いたお千絵とお笛が知った、驚愕の真実とは!? そして天下の名僧、沢庵が目にした秘術とは!? 予想だにしなかった窮地に陥る十兵衛、その運命はいかに!?
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    芦名衆頭領・芦名銅伯が息絶える時、同時に双子である徳川幕府の重鎮・天海大僧正の命も果てる……。その絶望的な事実を知った沢庵は、敵方に言われるがまま十兵衛を会津城へ呼び寄せてしまう。しかし、十兵衛にとって何よりの大事は、幕府の命運などではなく堀の女たち! ついに銅伯と立ち合う十兵衛!! 不死身の魔人を前に、為す術はあるのか!?