萩野 明希は、好きだった役者を辞めてデイレクターに転職して7年…
役者時代に芸能界のくだらない圧力にブチ切れた過去の復讐心を糧に、実力ある役者の芽は全て出したいと、自分にも相手にも厳しい熱意ある裏方になっていた。
そんな、厳しい様子から近寄り難い印象もある萩野に、熱いアプローチをかけてくるのが――
正統派イケメンで人気俳優の”白城 斗真”だった。
彼とは昔、打ち上げの飲みの席で酔いつぶれてしまい、一度だけ身体の関係を持ったことがある(たぶん)。
気まずくなるかと思いきや、それから何故かアプローチをされ続け、もう二度と白城の為にも同じ過ちを犯さないと思っていたのに……。
※この作品は「PriaL vol.18」に収録されています。重複購入にご注意ください。