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最強!都立あおい坂高校野球部

最強!都立あおい坂高校野球部

26完結!

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作品のあらすじ
強豪校からの誘いを断り、甲子園とは無縁の弱小・都立あおい坂高校野球部に入った、鈴緒の5人の教え子たち。春のセンバツで活躍する幼なじみ・光爾の姿に触発され、あお高野球部ナインの甲子園ロードが今、始まる!
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    都立高校教師・菅原鈴緒は、専用グラウンドもない野球部で甲子園を目指す女性監督。だが、その熱血指導が災いして、春休み中の練習試合当日、全10人の部員中6人が退部届を残して逃げ出してしまった。力を落とした鈴緒が対戦相手に謝ろうとしたとき、さっそうと5人の選手が彼女のもとへ走ってくる。それは6年前の夏、甲子園予選敗退に涙する高校3年生の鈴緒に、「甲子園へ連れてってやるよ」と誓った少年たちだった…!!
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    いよいよ夏の甲子園をかけた東・東京大会が開幕! あお高の出番は開会式直後の第1試合、相手は双塚高校! 試合前、雅治や伸之助らがデータにない背番号18番の相手投手・宝田を気にかけていた頃、なんとトイレでキタローが宝田と遭遇していた。自らを天才と言い放ち、便器にウ●コを残していったこの男、実はとんでもない剛速球投手で…!?
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    東東京大会1、2回戦をコールドゲームで突破したあお高だが、次の相手は第1シードの名門・星南高校。しかもチームの中心・氷室は、高速スライダーを武器とする超高校級投手で「打倒・東王」を目指す実力には全く死角なし! ビデオ研究だけでは不足と感じた鈴緒は、大胆にも相手監督に練習を見学させて欲しいと申し出るが…!?
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    東東京大会3回戦、あお高vs星南。高速スライダーを武器とする星南エース・氷室が相手なだけに失点は避けたいところだが、いきなり1回表にキタローが相手打線につかまり、4点を奪われてしまう。迎えたその裏、試合の主導権を取り返すべく、1番打者・右京がしかけた作戦とは…!?
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    東東京大会3回戦、あお高vs星南は9回表を迎えて4対4。だが、輝太郎は8回裏に同点ホーム生還を果たしたさいに利き手の指を負傷し、まともに球を放れる状態ではなくなっていた。あっさりと無死満塁の状況に陥り、打席には打者としても一流のピッチャー・氷室! 3ボール1ストライクに追い込まれた輝太郎が、無意識にベンチの鈴ねえを見つめると…!?
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    あお高vs厚実1回表。利き手を負傷したキタローに代わって登板した右京に対し、厚実の先頭打者・久保はいきなりレフト前への打球を放つと、持ち前の駿足で2塁まで陥れる。これに気をよくした厚実のベテラン監督・倉本は、次の打者にセフティーを指示するが、右京が見事なクイックでストライクを決め…!?
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    強豪・厚実との4回戦は、あお高1点リードで9回表に突入! 相手2死満塁のヤマ場で、迎える打者は厚実ナインに絶対の信頼を置かれている久保慶次。久保はこの回から登板したキタローのアンダースローにも即座に対応し、1・2球目ともファールとはいえ確実にバットに当ててきた。指のケガの不安も抱え、追い詰められたキタローは、星南戦でみせた変化球で3球勝負に出る決意を…!?
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    あお高の準ー決勝の相手は、キタローの中学時代の先輩・高倉がいる慶徳高校。だがその高倉に「おまえの夏を譲れ」と言われ、当然断ったキタローだが、内心では激しく動揺してしまう。しかもその後、鈴ねえの実家の寿司屋に向かったキタローは、鈴ねえと右京が驚くべき会話をしていたのを立ち聞きしてしまう。それは、右京が騎手になる夢を持っていて、この夏を最後に野球を辞めるというもので…!?
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    東東京大会準ー決勝。キタローの中学時代の先輩・高倉がいる慶徳高校との試合は、現在あお高の1点リードで8回裏。何がなんでも1点が欲しい慶徳は、2死1塁で4番・高倉が打席に立ち、キタローが投げる不思議な変化球の攻略を試みるが…!?
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    夏の甲子園予選、東東京大会準決勝。あお高対深和学園の試合は、深和2点リードのまま回が進んでいく。入院した鈴ねえの代理でベンチに座る教頭が、今まで生徒たちに無関心だった自分を悔やむ中、8回裏には深和に追加点を取られてしまう。3点差を抱えて最終回に臨むあお高ナインに、教頭は励ましの言葉を贈ろうとするが…!?