光莉（ひかり）の憧れの先輩は超オレ様Ｓ男子。ひょんなことから先輩に急接近した光莉。でも、愛することに頑なな先輩は光莉を「玩具（おもちゃ）」としてしか扱わない…。そんな調教×調教の日々の中で先輩のテクに溺れながらも純粋に現先輩を愛する光莉。この恋の行く先は!?

徐々に光莉に心を開きはじめる現先輩。しかしそんな時、光莉の幼なじみ、忍が二人の間に割って入る。まるで兄妹同然に育ったと意識せずべったりな忍と光莉に、現先輩は小さく嫉妬、そして「他人に懐くような悪い玩具（おもちゃ）にはオシオキが必要だ」と保健室に光莉を繋ぎ…。

お仕置きと称して体中に触れられ、絶頂の寸前で焦らされる光莉。そんなふうに幼なじみの忍との関係にヤキモチをやいてくれた現先輩に喜んでいたのもつかの間、現先輩の嫉妬はそれだけでは終わらない。光莉が誰の玩具であるかわからせてやる為に、とうとう現先輩は忍の前で光莉の体を開かせていく。

徐々に光莉（ひかり）に対して執着を見せるようになった現先輩。しかしその執着の方向性はかわいらしいヤキモチではなく、がんじがらめの束縛。まるで自分を見ていないかのような現先輩の執着に、光莉は自分をちゃんと見て欲しいと願うが、その気持ちは現先輩に通じないでいる…。

今までしてきた全ての恋を思い出して泣いてみたり笑ってみたり…。時にはたった一晩の情熱に身を任せた事も？　「あの頃」の恋も「これから」の恋もここには全てが詰まってる。

バイト先でストーカーに襲われた光莉（ひかり）は、現先輩になんとか救出される。しかし優しく解けた筈の現先輩の束縛はそれにより更に激しく光莉を襲う。今度は二度とどこへも出さないと屋敷に閉じ込める現先輩に光莉は現先輩の気持ちを疑い始める。

屋敷から逃げ出した光莉（ひかり）はどこへも行くあてがなく街をふらふらとさまよっていた。一方で、光莉を失った現先輩は、光莉と出会う前のように荒んだ生活を送っていた。しかし他の女性を見ても思い浮かぶのは光莉の顔ばかりで、現先輩は今でも光莉を想っていた…。

現先輩との確執がとけ、屋敷に戻った光莉（ひかり）は、現先輩と甘い夢のようなひとときを過ごしていた。体に触れても怒らない、それどころか受け入れてくれる現先輩を見て、ようやく自分が信頼されたのだと喜ぶ光莉。しかしそんな幸せも長くは続かなかった。

要の卑劣な罠にはまり、現先輩と光莉（ひかり）の関係が、光莉の母親に知られてしまう。これからも一緒にいたいと願う現先輩と光莉だが、その願いも虚しく、光莉の母親は自分たちは屋敷にいるべきではないと言い、光莉と二人、出ていく事を決めてしまった。

屋敷を出ていった光莉（ひかり）の夢を見てうなされる現先輩。と、光莉の母。その後から現先輩は、最後には手放さなくてはならないのかもしれないという恐怖から光莉の夢を見てうなされる。屋敷から光莉を追い出し満悦の要は、自分の計画を次の段階へと移行させていた。