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ジパング 深蒼海流

ジパング 深蒼海流

23完結!

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作品のあらすじ
かつて、ふたつの“力”がぶつかり合い、現代へと繋がるこの国を形作った。かわぐちかいじが壮大なスケールで描き出す、もうひとつの“ジパング”。時は平治元年(1159年)。源家嫡流の証・源太産衣(げんたがうぶぎ)――父・源義朝(みなもとの・よしとも)から授かったこの鎧を纏い、初陣へ臨まんとする頼朝(よりとも)が思い出していたのは、父に連れられて泳いだ伊豆の海だった。日本人とは何か。すべての日本人に向けて問う、ジパング第二章、開幕!!
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    かつて、ふたつの“力”がぶつかり合い、現代へと繋がるこの国を形作った。かわぐちかいじが壮大なスケールで描き出す、もうひとつの“ジパング”。
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    頼朝が流刑地に送られてから9年後、牛若は出自を知らされぬまま軟禁状態に近い生活を送っていた。そして、自由を求め屋敷を飛び出した先で、平清盛の娘・徳子と出会う。新章「牛若編」開幕!
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    牛若は平清盛の娘・徳子と心を通わせたことが露見し、鞍馬行きを命じられてしまう。伊豆で暮らす頼朝のもとには、逃れられぬ“血”の宿命が悲劇を運ぼうとしていた。冲方丁も絶賛の新解釈平安物語、激動の第3巻!!!
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    危機に瀕した頼朝が庇護をもとめた、伊豆の豪族・北条氏。そこでであった政子は、戦い、血、そして男を激烈に嫌悪する女だった。彼女の凍り付いた心に、頼朝はいかに飛び込んだのか。一方、鞍馬山に上った牛若のもとには、心を交わしつつも離された、清盛の娘・徳子が、政略のために入内するという噂が届く。激情の牛若、いかに動くか? そして、牛若の命運に深く関わる「あの男」もついに登場!
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    伊豆で流人生活を送っていた源頼朝だが、平家をおそれた豪族・伊東祐親によって死地においやられる。窮した頼朝は、地元の新進豪族・北条時政の娘・政子と結ばれることで、北条氏の庇護を得ることとなった。一方、牛若は鞍馬寺で、想いを寄せる徳子が帝のもとに入内するという報を聞きつける。その牛若を危険とみなす徳子の母・時子は、「破れ坊主」武蔵坊弁慶を呼びつけた。弁慶と牛若、運命の二人が、入内行列の夜に激突する!
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    かわぐちかいじが放つ、新感覚平家物語! 徳子入内の夜、牛若暗殺を請け負ったはずの弁慶は、絶対絶命の牛若を救い出し、ついには牛若の家来となる。その後、牛若は内裏に忍び込み徳子との対面を果たすが、二人の運命は最早相容れぬことを突きつけられ、二人は訣別した。お尋ね者となった牛若は、政商・金売り吉次の隊商にまぎれ、藤原秀衡の統べる奥州へと旅立つ。途上、頼朝の存在を知った牛若は、伊豆へと飛び出した。
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    武力による後白河院の幽閉、娘・徳子が生んだ言仁皇子の即位。国政を完全掌握した清盛だったが、それは同時に反発も引き起こした。以仁王の檄文が諸国の源氏に届き、ついに“乱”が始まる!
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    二十年間の沈黙を破り平家打倒の兵を挙げた源頼朝は、相模の豪族・大庭景親と対峙する。頼朝軍三百に対し、大庭軍は三千……。兵力差十倍という絶望的状況の中、壮絶なる大乱の幕が開く!!
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    鎌倉入りした頼朝の許に続々と坂東の豪族が参集。その勢力が拡大を続ける中、都から平家の追討軍が押し寄せた。そして、東北を放浪していた義経も遂に頼朝の許に参陣する!
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    この世の全てを手にした絶対的権力者・平清盛(たいらの・きよもり)が急死。その遺言を聞いた妻・時子(ときこ)の行動が、歴史を大きく動かす。そして、京が混乱に陥るさなか、義経(よしつね)が十年振りに入京。その目的は!?