三嶋美紅は幸せの絶頂にいた。祝福に満ち溢れた結婚式、優しく抱かれた初夜、朝からイチャイチャできる新婚生活……晴れて夫となった彰史は、美紅を誰よりも大切にしてくれていて、まさに満たされていた。しかし、彼との夜は甘くて優しいが、もっともっと刺激を欲している自分自身に気づいてしまう……!?　そんな美紅を見かねた友人が提案したのは「セクシーな下着で誘惑する」ことで――？

美紅と彰史は新婚夫婦。ラブラブで満ち足りた生活だけど、もっと自分を求めてほしい……。そのために、美紅は友人からのアドバイスに従い、セクシー下着誘惑大作戦を実行したのだった。「煽ったのは美紅だから」。作戦の甲斐もあり（？）、今夜も幸せな夜を過ごした美紅。しかし、もっともっと激しくして欲しい……欲望が膨らむ中、まどろみの奥で美紅は、彰史と出会った日のことを思い出していた――!?

セクシー下着誘惑大作戦の効果か、いつもより少し（？）濃密な夜を送った三嶋夫婦。一夜明けて今日は休日。朝食を用意していた美紅だったが、彰史の姿を見るたびに昨日のことを思い出して挙動不審になってしまう。「今の美紅、俺に抱かれる前と同じ顔だよ」。そんな美紅の気持ちなどお見通しな彰史は、赤面する美紅にそっと近づいて――!?

彰史と幸せな休日を過ごし、さらに愛を深める三嶋夫婦。美紅のそのまっすぐな愛は、彼女にちょっかいをかける男性ですら退けるのだった。しかし、そんな美紅にも彰史に言い出せていない事があった。それは、以前買ったベビードールをまだ着れていないことである。困った美紅は親友に助言を求めるが、むしろ彼女からとんでもないアイテムをプレゼントされてしまい――!?　「これを着てどんなことをされる想像をしたの？」。親友に背中を押され（？）ついにベビードールを披露した美紅に彰史は……!?

ベビードールに身を包み自分を誘う妻の健気な姿を見て、彰史は美紅と出会った頃のことを思い出していた。出会った当時は高校生だった美紅と社会人の彰史。妹のような存在だった美紅を愛しプロポーズに至るまで、美紅が思っているよりもずっと彼は葛藤していて……。「じゃあ今度は俺の番だ」。そんな深い想いを秘める夫は、淫らに自分を求める妻を満たすため意地悪く微笑み――。

隠しておいたはずのローターが彰史の手の中にあり焦る美紅。拒否しようとするも、彰史からの甘い誘いに好奇心を抑えられず……。慣れない刺激にいつも以上に翻弄される美紅だったが、そんな彼女の姿を見て、彰史は胸に秘めていた想いを吐露する。「でも、もう遠慮も手加減もしない」。どれほど彰史に求められていたか知った美紅は、最愛の夫に全てを委ねて――……。