大学二年生の春、所属したサークルに馴染めず、暇をもてあまし、日々を過ごしていた菅原日之出。心機一転、キャンパスライフをエンジョイするため新たなサークルを探している彼は、自称無職を語るミステリアスな黒髪美女・高階紅礼羽と出会う。「ちょうどいい。日ノ出君、私と付き合ってくれないか？」彼女の何気ない提案が、彼の人生を少しずつ変えていくことに――。「スライム倒して300年」の著者・森田季節が贈る無職美女×平凡大学生のだらだらスローライフラブコメディー、ここに開幕！

自称無職を語る謎の美女・高階紅礼羽と緩くも穏やかな日々を過ごしていた菅原日之出。ある日、大学の同期である世話焼きな狸林祭利から元所属サークルの行事に参加しないかと誘われる。他のサークル会員から煙たがられていることを知る日之出は参加を辞退するのだが、そのことを知った高階さんが何故かその行事に乗り込もうと言い出してしまう。さらに、家庭教師のバイト先の生徒である現役JK・綾乃から突然「付き合ってほしい」と告げられて――。

自称無職を語るミステリアスな黒髪の美女・高階紅礼羽とまったり過ごすニートライフもすっかり板についてきた大学二年生の菅原日之出。鴨川で起こした一件で元々所属していたサークルにより参加しづらくなった日之出を、あきらめずサークル行事に誘ってくる狸林祭利。そのおせっかいから逃げていたところ、偶然居合わせた高階さんに助けを求めたはずが何故か三人で旅行に行くことになり……!?

自称無職の黒髪美女・高階紅礼羽との変わらぬ生活に満足する菅原日之出だが、教え子である日南瀬彩乃の後押しもあって、高階さんへの想いに少しずつ気づいていく。そして、意を決して花火大会に高階さんを誘ったのだが、何故か元サークルの同期でおせっかい焼きの狸林祭利と二人きりになってしまう。高階さんへの想いを話す日之出を前に、不意に流れる祭利の涙。そのワケを聞いた日之出はある決心をする――。コミックス限定オリジナルエピソード収録！無職美女×平凡大学生のだらだらスローライフラブコメディー、ここに完結!!