瑾国に住む楚花琳は仙女の末裔で、付喪を具現化できる『顕現の力』を持つ。ある理由から引きこもっていたが、父親の借金の形に結婚を迫られる。逃げ出そうとしたら、今度は豪族・江家から仙女の力で助けてほしいと頼まれる。結婚の白紙を条件に引き受けた花琳は、付喪の椿と牡丹、江家の長男・智星と次男・飛耀と共に都へと向かう。だが、出会いが最悪な飛耀は花琳に厳しく、前途多難。 しかも調査ため、王宮の宝物庫に忍び込むことに!? 引きこもり至上主義仙女の中華ファンタジー！

もう一度だけ抱きしめてもらいたい 瑾国（じん　こく）に住む楚花琳(ソ　カ　リン)は仙女の末裔で、付喪を具現化できる『顕現の力』を持ち、さらに人には言えない大きな秘密を持つ。 そんな花琳の力を知った豪族・江家から行方不明の三男の捜索を依頼される。花琳はしたくない結婚を白紙にするために引き受け、江家の長男・智星（チ　セイ）と次男・飛耀（ヒ　ヨウ）と共に都へと向かった。 一緒に旅をしているうちに、最初は悪印象だった飛耀の不器用な優しさに気づき、花琳は次第に惹かれていく。 だが、捜索中に犯人に襲われ、飛耀を庇って花琳は重傷を負ってしまい……!?