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柳都物語

柳都物語

6完結!

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作品のあらすじ
信濃川と阿賀野川の二大河川の間に開けた新潟県新潟市はかつて、市内にいくつもの堀が張り巡らされた水の都だった。堀に沿って植えられた幾千本もの柳の木が作り出す景観の美しさから、“柳都”と呼ばれたこの街最大の繁華街・“古町”(ふるまち)は、京都の祇園、東京の新橋と並び称された花柳の街であった――
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    信濃川と阿賀野川の二大河川の間に開けた新潟県新潟市はかつて、市内にいくつもの堀が張り巡らされた水の都だった。堀に沿って植えられた幾千本もの柳の木が作り出す景観の美しさから、“柳都”と呼ばれたこの街最大の繁華街・“古町”(ふるまち)は、京都の祇園、東京の新橋と並び称された花柳の街であった――
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    柳亭を買い取る決意をした松本雅代(まつもと・まさよ)は、そのための借金の保証人になると言ってくれた政治家・山田泰造(やまだ・たいぞう)に、彼が生まれ育った北里村に連れて行かれる。そこで、泰造から「妾になってほしい」と告白された雅代は、その返事に思い悩むのだが、その一ヵ月後にふたりの運命を変える大事件が起きて……!?
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    政治家・山田泰造(やまだ・たいぞう)の妾となった松本雅代(まつもと・まさよ)。そんな時、後援会長の高橋(たかはし)から鉄道会社の経営を打診された泰造は、一世一代の大勝負を決意する。そして雅代には、老舗である金山楼の新しい女将であり、最大の敵とも言うべき存在となる杉村貴子(すぎむら・たかこ)が出現して……!?
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    赤字路線である寺泊鉄道の社長に就任した山田泰造(やまだ・たいぞう)は、その再建を目指して奔走する。一方、松本雅代(まつもと・まさよ)を敵視する杉村貴子(すぎむら・たかこ)は、泰造の政敵である代議士・渡一郎(わたり・いちろう)と共闘して、泰造と雅代を叩き潰そうとしていた。そして雅代は、泰造と親交が深い新聞記者・板倉(いたくら)から愛の告白をされて……!?
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    山田泰造(やまだ・たいぞう)が懸命に進めてきた、寺泊鉄道の電化工事がいよいよ完成しようとしていた。そんな時、松本雅代(まつもと・まさよ)を慕う仲居・千代(ちよ)から、泰造の政敵である代議士・渡一郎(わたり・いちろう)と杉村貴子(すぎむら・たかこ)の陰謀を知らされた泰造は……!?そして、雅代に最大の悲劇が起こり……!?
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    山田泰造(やまだ・たいぞう)との間に娘・幸子(さちこ)を授かって、穏やかな日々を過ごす松本雅代(まつもと・まさよ)。一方、泰造は総理大臣を目指して、政界での地位を順調に築いていく。しかし、杉村貴子(すぎむら・たかこ)の謀略によって、泰造と雅代の関係に亀裂が入り……!?時代、政治、そして男女の深い愛を描いた大河ロマン、ついに完結!!