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迷いの山の恋狼

迷いの山の恋狼
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作品のあらすじ
火遊びが本気になるとき、 男たちの肉体が、甘く絡みあう。 趣味でニホンオオカミを追う白瀬臨は、オオカミの声が聞こえるという、ある集落へ出かけた。 その村で昔、闘争が起き、オオカミたちは全滅したのだという。 白瀬はさっそく山に入るが、やがて迷い、暮れなずむ山の中に忽然と瀟洒な屋敷が現れる。 そこで美少年の露草に出会うのだった露草に懐かれて、白瀬は一晩泊まることにするが、屋敷にはこの世のものと思えない美貌を持った青年たち、黄苑と道理がいた。 夜中に、ふと気づくとそばには露草がいた。 そして、潤んだ瞳で白瀬を誘惑してきたのだ。 「臨さんに遊んでほしい……」それが、背徳の恋の始まりだった。
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    火遊びが本気になるとき、 男たちの肉体が、甘く絡みあう。 趣味でニホンオオカミを追う白瀬臨は、オオカミの声が聞こえるという、ある集落へ出かけた。 その村で昔、闘争が起き、オオカミたちは全滅したのだという。 白瀬はさっそく山に入るが、やがて迷い、暮れなずむ山の中に忽然と瀟洒な屋敷が現れる。 そこで美少年の露草に出会うのだった露草に懐かれて、白瀬は一晩泊まることにするが、屋敷にはこの世のものと思えない美貌を持った青年たち、黄苑と道理がいた。 夜中に、ふと気づくとそばには露草がいた。 そして、潤んだ瞳で白瀬を誘惑してきたのだ。 「臨さんに遊んでほしい……」それが、背徳の恋の始まりだった。
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    火遊びが本気になるとき、男たちの肉体が、甘く絡みあう。 美少年の露草に誘われて、甘すぎる一晩を過ごした臨。翌朝、露草の媚態をネタに思わず、自分を慰めそうになって、自分で自分を戒めるのだった。 それと同時に、睦言で、露草が「黄苑や道理も舐めてくれる」と囁いていたのを思い出す。 露草と、屋敷の美青年の黄苑と道理がどういう関係なのか、いぶかしく思う臨の前で、今度は黄苑と道理が、朝から舌を絡め合う濃厚な口づけを交わし合っているではないか!? もしかして、ここは、知る人ぞ知る男娼の売春宿なのだろうか? すべてに戸惑う臨だったが……。
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    火遊びが本気になるとき、男たちの肉体が、甘く絡みあう。 山を下りようとした白瀬臨は、何度も同じ場所に戻ってくることに気づいた。 「臨さん、父さんたちが、必ず山を下りるようにいったのに……」 振り返ると、なんとそこに愛くるしい露草がいて、頭からは犬の耳が飛び出しているのだった。 「お願い、ここから離れて!」 必死の形相で言われたが、既に時遅く、露草の後ろには眼光鋭い二匹のニホンオオカミが……。 臨は、露草と美青年黄苑と道理こそが、探し求めていたニホンオオカミの生き残りだと知る。 そして日々、黄苑と道理が激しくまぐわいながら、お互いを慰め合っていることも。
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    火遊びが本気になるとき、 男たちの肉体が、甘く絡みあう。 「本当は、朝、さよなら言いたくなくて…」 涙ぐみながら縋りつく露草を、 どれほど愛しく思っても、 山に棲むオオカミである以上、 臨にはどうすることもできない。 せめて昨夜のように遊びじゃなくて、もっと深く愛したい―― 臨は露草の尾の後ろにある割れ目にそっと指を伸ばした……
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    火遊びが本気になるとき、男たちの肉体が、甘く絡みあう。 人間とオオカミの化身と。禁断を犯して露草を愛してしまった臨は、少年を人間界に連れて帰りたいと思い始めた。そんな折、山に少女が迷い込む。人間に追いやられ、かつて一族を全滅させられた黄苑と道理に、臨は少女を探すのを手伝ってほしいと頼むが……。 背徳の恋、完結。