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ユニコーンの恋人

ユニコーンの恋人

9完結!

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作品のあらすじ
ハニー・テイトは、幼い頃に母親を亡くし父親と2人暮らし。父子はとても仲が良く、ハニーは明るく元気でお転婆な少女だ。母親のような綺麗なバレリーナになれるようにと父親からバレエのレッスンを受けている。だが、ハニーが13歳の時、父親は事故で亡くなってしまう。天涯孤独となったハニーに救いの手を差し伸べたのは、父親の親友、オーソン氏だった。彼は自らが校長を務めるロンドンのオーソン・バレエ・アカデミーにハニーを入学させてくれた。下級クラスで本格的にバレエのレッスンを受ける事になるが、教師のエメリアはなぜか執拗にハニーに辛くあたる。それでも負けずに才能の片りんを見せ始めるハニー。そして発表会を目指すが…!?
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    ハニー・テイトは、幼い頃に母親を亡くし父親と2人暮らし。父子はとても仲が良く、ハニーは明るく元気でお転婆な少女だ。母親のような綺麗なバレリーナになれるようにと父親からバレエのレッスンを受けている。だが、ハニーが13歳の時、父親は事故で亡くなってしまう。天涯孤独となったハニーに救いの手を差し伸べたのは、父親の親友、オーソン氏だった。彼は自らが校長を務めるロンドンのオーソン・バレエ・アカデミーにハニーを入学させてくれた。下級クラスで本格的にバレエのレッスンを受ける事になるが、教師のエメリアはなぜか執拗にハニーに辛くあたる。それでも負けずに才能の片りんを見せ始めるハニー。そして発表会を目指すが…!?
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    アルフィーとセーラの「ロミオとジュリエット」は素晴らしい舞台となった。ハニーは、いつか自分も2人のような素敵なバレリーナになりたい、見る人を感動させるバレリーナになりたいと心の底から思う。そして迎えた上級クラスの進級試験。成績が悪かった者は上級クラスに入れるどころか退学させられるという厳しい試験。踊り続けていくためには受からなければならない。ハニーが選んだ課題は初めての発表会で失敗した「ドン・キホーテ」のキトリだった。デヴィットやイザベルの心配をよそに、素晴らしい踊りを披露するハニー。今までの様々な試練がハニーを成長させたのだ。これならきっと合格できる。だが最後に足が壁に当たってしまい…!?
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    ママが生きている!? ルイスから驚愕の事実を聞かされたハニー。生きているのなら、なぜ会いに来てくれないの? 動揺するハニーに、アルフィーはコンクールの最終審査に集中し、寸暇を惜しんでレッスンするよう忠告する。そうだ、今はコンクールの事だけを考えよう。最終審査で金賞を取りたいんだもの。ハニーたちに与えられた課題は「ラ・シルフィード」。イザベルはフワッと華奢に踊っていた。シノンなら綺麗で妖精のようにそれは素敵に踊れるだろうな。じゃあ私はどう踊ったらいいんだろう。ママはどんな風に踊ったの。どんなバレリーナだったの!? 今も踊っているの!? 練習に集中できないハニーは、ついに母親に会いに行く。だがそこで見たのは…!?
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    セーラがハニーを連れて来たのは、ハニーが育った村だ。ずっとここにいたかった。パパと2人きりで踊っていられれば良かった。2度と踊れない。アキレス腱を切ったんだもの!! ママは他の人と再婚して私の事も忘れちゃってて。パパはどうして私に嘘をついたの!? 。私はもうアルフィーに付いて行く事は出来ない。失意の底に沈んだハニーは、偶然父が残した「ユニコーン」の完成シナリオを見つける。未完成と思われていた「ユニコーン」は第三幕まで完成していたのだ。覚えてる。パパが教えてくれていたから、ちゃんと最後まで踊れる。この足さえ動けばすぐにでも踊れるのに!! このバレエを踊れるのは私だけなのに。私が踊らなくちゃいけないのに…!!
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    セーラが踊った「ユニコーン」は父が作ったものとは違う。私のイメージにあるのは不思議な力を持つユニコーンに対する愛と恐怖。そして何より踊れることの喜び!! セーラのジルにはそれが無い。あれは「ユニコーン」のジルじゃない。再び踊れるようになり、本当の「ユニコーン」上演のためにレッスンに励むハニー。だがアルフィーは、例えハニーが本当の「ユニコーン」を踊ったとしてもセーラ以上の成功は収められない。今のハニーの実力はセーラに及びもつかないと、冷たく突き放す。早く2年間のブランクを取り戻さなくては。でも、どうしてもうまく踊れない。体が思い通り動かない!! 無意識の内に足をかばう癖がついている!? このままでは代役を…!?
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    ピンクを踊るのはハニーか、それとも妹のミルか!? 眠れぬ夜を過ごしたハニーだったが選ばれたのはハニーだった。どちらのピンクが踊りやすいか出演者全員で投票した結果だという。みんなが私を選んでくれた…!? しかも発案者はママ。私にために…ママが教えてくれたのよ。1人で踊るんじゃないんだって。最終公演を生き生きと踊るハニー。それを客席からジルと母親が見守る。ハニーを手放したことを後悔しながらミルにバレエの厳しさを言い聞かせる。少しずつ確実にハニーのバレエの世界は深く大きく広がっていく。ハニーの成長を見届け、ハニーに会わずにミルを連れて帰国する。母の真実を知ったハニーに、なんと香純バレエ団から客演のオファーが…!?
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    交通事故に遭った麻衣は、懸命の手術も空しく亡くなってしまう。「私が死んだら腎臓を晴臣にあげて」と言い残して。医者と晴臣の祖母から晴臣に腎臓移植手術を受けるよう説得して欲しいと頼まれるハニー。手術をしなければ晴臣の命はもう長くないのだ。死を見つめて生きて来た晴臣は麻衣の死の代わりに生きる事を拒むが、ハニーは「私は晴臣に生きて欲しい」と説き伏せる。手術は成功し、麻衣の代わりにステージを務めるハニー。懸命に踊るハニーには一緒に踊る麻衣が見えた。麻衣の魂は晴臣と共に生き続け、死を持って永遠に晴臣と結ばれてしまった。帰国後、定期公演を成功させたハニーは、世界コンクールの国内予選出場決定を告げられるが…!?
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    圧倒的な演技で見事世界コンクール出場を勝ち取ったセーラ。ハニーはいつか彼女に追いつけるようにと決意を新たにする。ある日、イザベルからアルフィーの手が手術によって再び動くようになるかもしれない、回復次第ではまた踊れるようになるかもしれないという話を聞き、驚き喜ぶハニー。するとアルフィーが手術を受けるという話を聞いたセーラがアルフィーの元へやって来る。大事な時に側にいたいと言うセーラを追い返し、彼女のバレリーナとしての人生を自分のために棒に振らせる事は出来ないと、黙ってスイスへと旅立つ。だがセーラはアルフィーと一緒にいるために世界大会への出場を辞退してしまう。引き止めるハニーだがセーラは…!?
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    世界大会の2次予選の直前、衝撃の場面を目撃してしまったハニーは、デヴィと仲違いしてしまう。だが2人はレッスンでも成功しなかった大技を本番で成功させ、無事最終審査へと進む事ができた。なのに最終審査直前にデヴィがユニコーンを踊らないと言い出す。ユニコーンでは優勝できないと言うのだ!? デヴィが分からない。それでもちゃんと話して分かって貰おう。ハニーはグランプリを取るよりもユニコーンを踊りたいと伝える。するとデヴィはOKする。デヴィはただハニーにグランプリを取らせてやりたかっただけなのだ。最終審査の舞台は野外ステージ。しかも雷雨という最悪のコンディション。ハニーは無事、父の遺作を演じ切ることができるのか…!?