固く結ばれたのか、酷く絡まったのか、分からないまま2人は傍に居続ける。
フレイヤは孤立無援の実家にネネオを連れて帰るが、あまりの不安と緊張の中、
彼とも勘違いからすれ違ってしまった…。
その勘違いの元となったオルガと話し合い、彼女が自分の味方になってくれる存在だと知り、
そしてネネオが自分にとってかけがえのない存在であることを一層強く認識する。
ネネオと再会を果たしたフレイヤは、彼に誘われるままにその腕に飛び込んでいく。2人がお互いの絆を確かめ合う一方で、
フレイヤの腹違いの姉アンナの婚約者ドレッドがネネオとフレイヤを利用する思惑を巡らせていた。
世界中で続々刊行の、追放された名家の令嬢と彼女に買われた大罪人の物語。