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兎の褥に蛇は眠る

兎の褥に蛇は眠る

7完結!

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作品のあらすじ
兎族のイナは、蛇族のミズイを温める『褥』役を幼い頃から担っていた。だが、可愛かったミズイが精悍に成長し、思わずふしだらな気持ちを抱いてしまう。そんなある寒い夜、『褥』の役目のためミズイと床に就くがドキドキしてしまい眠れないイナ。すると、イナの思いをよそにミズイが温もりを求めてきて……!?さらに、三日に一度しか出ない(?)あるものを楽しみにしていると言われてしまい……!!
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    兎族のイナは、蛇族のミズイを温める『褥』役を幼い頃から担っていた。だが、可愛かったミズイが精悍に成長し、思わずふしだらな気持ちを抱いてしまう。そんなある寒い夜、『褥』の役目のためミズイと床に就くがドキドキしてしまい眠れないイナ。すると、イナの思いをよそにミズイが温もりを求めてきて……!?さらに、三日に一度しか出ない(?)あるものを楽しみにしていると言われてしまい……!!
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    あれから三日に一度、あるものを求めてくるミズイに困惑するイナ。さらにイナへの触れ方も徐々に変わってきて……。いけないことだとわかっていてもイナの身体はミズイを求めてしまう。だがある夜、ミズイに接吻をされそうになりイナは拒んでしまうのだが……。
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    ミズイを拒んでしまったことに焦るイナ。さらにミズイを避けてしまうが、それでも夜にはやってくる『褥』の役目ーーいつも通りにしなくてはと思いつつも緊張してしまう。そんなイナにミズイから「やり直したい」と告げられる。その言葉にイナは……。
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    ひと夏ぶりに里帰りをすることになったイナ。家族と会えるのを楽しみにしつつも、ミズイの傍を離れることに寂しさを感じてしまう。ミズイに見送られ、久しぶりにイナは温かい家族に包まれる。そんなある日、父から里に戻るよう言われてしまい……!?
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    父から『褥』の役目を終え里に戻るように言われ戸惑うイナは、気持ちの整理ができないままミズイの元へ。ところが、戻ったイナの些細な変化に里を恋しく思っていると勘違いするミズイ。久しぶりの逢瀬――その優しさに、そして叶わない想いにイナは……。
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    イナを里に戻すと突然父から言われ、驚くミズイ。さらに、イナが『褥』の役目を終えることを承諾したことに衝撃を受ける。納得いかないミズイは怒りをイナへと向けるが、イナの決意は揺るがなく……。とうとう二人に別れの時が!?
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    異例の長さであった『褥』の役目を終え里に戻ってきたイナは、穏やかな日々を過ごしていた。しかしその胸の内ではずっとミズイのことが気になって仕方なく、心残りのままだった。 一方ミズイは同じ蛇族との縁談の日を迎えるが、相手から体の異変を指摘されてしまう。周囲が困惑する中、ミズイは異変の要因に胸を高鳴らせた。夜ごと温めてくれた愛しい存在を胸に彼が向かった先は――。 『兎の褥に蛇は眠る』最終話。