大災害を防ぐため異世界の王家に聖女召喚されたハルは、魔力がなかったことから国を追放されてしまう。しかし、ハルを召喚したことで「王宮召喚師」を失職させられたヴィクターと再会。ヴィクターとぶつかり合いながらも、共に新たな生きがいを見つけていく。しかし、「大災害」はその裏で静かに進行しており、ハルの隠された「聖女の力」も明らかになっていく。自分を捨てた世界を守ることに抵抗を感じるハルだが、ヴィクターや愛する人々のことを思い葛藤することに・・・。不本意な召喚から始まる異世界ラブファンタジー。

聖女召喚されたのに「魔力がない」と追放されたハルは、自分を召喚した召喚師のヴィクターと王都を出て、２人で生きていくことを決意する。しかし、遂に「大災害」が発生！人と大地の魔力を吸い暴走した「金色の雲」が落とす雷が世界の全てを破壊すると「先見」される。自分に「魔力を吸収し大地に逃す避雷針」の力があることを知ったハルは、聖女（仮）として「金色の雲」を消そうと、たった１人で立ち向かおうとする。そんなハルにヴィクターは・・・・・・。不本意な召喚から始まる異世界ラブ・ファンタジー。