高校生の佑(たすく)は、幼いころから一緒に暮らしている黒い狐の付喪神・トキ様に片想い中。神様に手を出すなんてありえないと言い聞かせてきたけれど、つい魔が差してちょっと誘ったらまさかの反応が返ってきて…!?

無知で快楽に弱く好奇心旺盛なトキ様に「毛づくろいみたいなもの」とごまかして“そういう関係”に持ち込んだ佑。以来、トキ様の要求はどんどんエスカレートしていくばかり。だけど佑がキスをするとトキ様が怒ってしまい…。

佑が謝ろうにもトキ様には避けられてばかりで取り付く島もない。そもそも佑はキスをしただけで怒らせるようなことをしたつもりがなく…。

祖父の命日に一緒にお墓参りに行った2人。今日ばかりは煩悩を封印しようとする佑だけれど、トキ様の誘惑に負けてしまい…。

蔵の掃除をしていると奥から茶釜が出てきてタヌキの神様が登場！　佑のトキ様への気持ちを見抜き助言をくれるけれど、本心を言えずトキ様を騙している佑にとっては心苦しく…。

いつも通り”毛づくろい”をしようとすると、トキ様がやけに緊張して恥ずかしがっている様子。嫌がってはないようだけど、明らかに不自然。その原因は…。

トキ様の異変を感じた佑は、もうこれ以上はトキ様を騙し続けることも自分の気持ちを隠すこともできないと悟る。覚悟を決め、これまで自分がついていた嘘について正直に話そうと決意するが…。

佑の告白後、トキ様の気持ちも確認し晴れて両想いになった2人。ずっと一緒に過ごしてきた分、いきなり関係が変わるわけでもないが、佑はようやく隠し事なしでトキ様に堂々と手を出せるようになって…！

一緒に夕飯の買い出しに出かけ、帰ってきてから準備も一緒にする、まるで新婚のよう。これまで以上に甘々な恋人＆家族生活がはじまり浮かれ気味な2人。

佑とトキのもとへふらりと現れた、トキの神様仲間である三郎（さぶろう）。手土産に持ってきたお酒を飲んだトキは酔っ払て佑に絡み、自分の好きなところを言えとせがみ始め…？