「きみって私のこと好きなんでしょ？」高校２年生の黒矢総吉は、入学当初より想いを寄せる同じ文芸部の先輩・白森霞から突然そう告げられる。ふいに本心を見抜かれた黒矢は、動揺の末に告白してしまう……するとなぜか”お試し”で付き合うことに!?年上彼女にイジられまくる恥ずかしいのに嬉しい”お試し交際”青春ストーリー、ここに開幕!!

「作家になろうなんて思わなきゃよかった」白森と放課後デート中に訪れた書店で、黒矢はある本を手に取り固まってしまう。なんとその本はかつて黒矢が書いた小説だった。トラウマがよみがえる黒矢を優しく包み込む白森。すると二人の関係にも少し変化が……？そして仲が深まるとともに、白森のからかいはどんどんエスカレートしていって……!!からかいが加速する、恥ずかしいのに嬉しい"お試し交際"青春ストーリー!!

「私も黒矢くんの初めて欲しいんだよ」黒矢が美少女四天王・杏とカラオケに行ったと聞いた白森は、二人にとって初めてのお出かけデートを提案する。ちょっとHなハプニングもありながら、デートを楽しんだのもつかの間、白森はある人物を見つけ表情を曇らせる。そして明かされる白森の暗い過去に、黒矢は――。からかい愛が極まる、恥ずかしいのに嬉しい"お試し交際"青春ストーリー堂々完結!!