「俺の恋人になってくれませんか…」バンド好きの書店員・水原唯（みずはらゆい）の生き甲斐は、推しバンドマン・渡井響（わたいひびき）に貢ぐこと。推しにガチ恋なんてしないと思っていたある日、響が職場に現れ“恋愛経験なし”という秘密を知ってしまい！？　バンドマン＝チャラいイメージゆえに戸惑う唯は自分がファンだと言えずにいたら、なんと響が交際を申し込んできて――？　推しとの恋人契約から始まるシークレットラブ！

「俺、唯さんにカッコイイところ見せたい……」推しの響から突然交際を申し込まれた唯。断るはずだったけど、必死に迫る響に心が揺れつい引き受けてしまう。推しとのデートなど夢のようなシチュエーションに、唯はファンだとバレずにいられるのか！？

「でも唯さん、俺のこと最初から知ってたんですね」バンド結成当初、自分の音楽ではなく顔で評価されることに響は思い悩んでいた。次第に歌詞が浮かばなくなっていき焦り感じた頃、唯との出会いをきっかけに響の音楽活動も変わり始めて……？　ついに響の唯への気持ちが明らかに！

「嘘をつかれていたのがつらかったんだ」元々ファンだったことがバレて、響を傷つけた…お互い想い合っているのにすれ違って――『少しでもいいから伝わってほしい、ずっとずっと好きだったこと』唯は渾身のオタクスタイルで、ライブに乗り込んで！？　恋人契約はいつしか本気の恋に変わって…推しとのシークレットラブ、ついにクライマックス！