15歳になると誰もが授かる才能――「スキル」。 年若いメンバーだけの構成ながら、街で頭角を現していたパーティー『暁』のメンバーであったチェンバーは 『レベルアップ』という効果が不透明な謎のスキルを得たことで『暁』を追放されてしまう…！ 強力なスキル得たメンバーに見捨てられたものの、ソロで冒険者としての活動を続けるチェンバー。 そんな中で彼は、『レベルアップ』というスキルの真価を知る。 「敵を倒せば倒すほど、レベルが上がり強くなる―――。」 自身のスキルが”外れスキル”ではなかったことに気づいたチェンバーは、 ある少女との運命的な出会いも果たし、強さを追い求める日々を過ごすことに…！

自身のスキルを“外れスキル”認定され、パーティーを追放された チェンバーとアイルは、2人でパーティーを組み、 ゴブリンが大量発生しているというノイエの森へ調査に訪れた。 そこで遭遇したアイルの元パーティーメンバーとともに、 ゴブリンを倒しつつ森からの脱出を目指していた矢先、 フードを被った謎の敵に襲撃されて…！？

ギルドマスターのディングルから直々に 黒いゴブリン討伐クエストの依頼を受けたチェンバーとアイル。 成功報酬の前払いとして受け取った“雷剣トール”を使いこなせるようになるまで レベルアップに励んだチェンバーは、アイルと共に再びノイエの森を訪れ、 黒いゴブリンとの対決の時を待っていた。 「この時のためにレベルを上げてきたんだ！」 チェンバーたちが見張っていたゴブリンの集落に姿を現した黒いゴブリンだが、 ヤツは隠れていた集落のゴブリン達を次々に襲い始めて…？

数多のゴブリンを倒し、レベルアップしたチェンバーとアイルは 黒いゴブリン討伐戦での雪辱を果たすため再びノイエの森を訪れる。 受け継いだ“雷剣トール”と『レベルアップ』の性質を使いこなし、 ついに黒いゴブリンとの決着をつけたが、喜びも束の間――キングゴブリンが姿を現す。 今までの経験値では立ち向かえないことを覚悟したチェンバー。 そんな彼のもとに、かつての戦友・ジェインが駆けつけ一撃で敵を大破…！ 「俺達は俺達のペースで成長できればいいと思ってる―――。」 再会したジェインからの誘いを断り、 自分達のペースでの更なるレベルアップを目指し、 新たな街“ブルド”へ向かうことを決めたチェンバー達は…？