「あの子、今頃どうしているだろう―。」／幼い頃、都会から転校生がやってきた。ラブホテルの隣の家に引っ越してきた彼女・由姫はとても大人びていて、話しかけることさえできなかった。だけど、私たちは―。／ある女性の一生。そして、ひとりの“親友”を巡る物語、第1巻。

中学生になった京と由姫。ふたりの関係は、以前とは全く違うものとなってしまい…。京は由姫との楽しかった思い出を振り返り、また昔のように親友に戻れたら…、と願うけれど―？／ある女性の一生。そして、ひとりの“親友”を巡る物語、第2巻。

中学卒業の日を最後に、離ればなれになった京と由姫。しかし、別れ際の親友の言葉に、京の心は突き動かされ…。そして、由姫が待つ東京の大学へと進学した京だったが…？／ある女性の一生。そして、ひとりの“親友”を巡る物語、第3巻。

彼女は変わってしまった―。／東京に行ってしまった由姫を追い上京した京。やっと訪れた由姫との再会は、京が望むものではなかった。「どうして」。行き場のない気持ちを胸に京は…。／“親友”って何？　カタチの見えないものに悩み、揺れる女心がここにある―。

私はなんのために、ここにいるの？／京が思い描いた“由姫と過ごす東京での大学生活”は実現しなかった。傷心の京は、バイト先で知り合った初めての彼氏・川人との時間で心の隙間をうめようとするが、川人から出た言葉は―…。／“親友”って何？　カタチの見えないものに悩み、揺れる女心がここにある―。