毎日仕事に疲れ切っている社会人2年目の吉野 楓。 人生最悪のある日、泥酔した楓が月の綺麗な夜に拾ったのは、黒くてふわふわで、あったかい……黒猫みたいな男子だった！？ 帰る家がないという「花くん」 と期間限定で暮らすことになり、誰かと一緒に生きることのあたたかさを知っていく楓。 そんな中、とある出来事をきっかけに想像もつかない「本当の」花くんを知ることになって…！？ 愛の重いクズ男子×情の深い社畜女子、劇薬みたいな恋がはじまるーー！？

「誰かにあげたおさがりじゃなくて俺だけのモノが欲しい」 愛猫の花子が死んで絶望した吉野楓の前に現れたのは、どこか花子と似ている男の子・花くん。最初は期限付きで家に泊めたはずなのに、気が付けばお隣に引っ越してきてどんどん楓の生活の中に入り込んできた。知れば知るほど謎が多くて、時々とてつもなく暗い目をする花くん。彼のことを放っておけなくなった楓はもっと花くんのことを知りたいと引き返せないところまで踏み込むことに。花くんが楓に向けてくる感情はますます激しさを増していって…?

「いなくなったら　絶対に　死んでやるから」 どこか影のある男・花くん（仮称）と満月の夜に出会い、お隣さんとして半同棲生活のような付き合いをすることになった吉野楓。正体不明の花くんに翻弄されながらも、彼と過ごす日々は心地よくてちょっぴり刺激的で――。楓への異常なまでの執着はだんだんエスカレートしていき、ついにこっそり社員旅行に着いてくるまでに！　他の男性と話す楓の姿をみて気持ちを抑えきれなくなった花くんは…!?