東京、下町、墨田川の泪橋。義兄弟の契りを交わした鉄砲玉・神林仁と元テロリスト・八崎義郎は、連戦連勝でやくざ街道を駆け上り、極道の頂点を目の前にするが!? 『仁』と『義』の物語が再び動き出す!!

喪失感？　マンネリズム？　やくざ生活に張りを見つけられない墨田川会会長・神林仁。相棒の八崎義郎はやくざとして復興を助けながら仁の復活を待つが……!?

富田の亡霊を名乗る鉄砲玉に襲われた仁。奇跡的に助かるが、予断を許さない状況に。箝口令が敷かれたため、墨田川会は日常を装いつつアキラが亡霊探しを……!?

仁を撃ったのは誰だ!?　表から裏から犯人探しに奔走する墨田川会。そして見つけ出した相手はなんと国家権力…!?

神林仁、遂に一円会会長に!!　同時に蠢きだす敵・敵・敵!!　その中には小笠原組・藍すら手駒のように使う警察官僚・藤家も!!　やくざVS国家権力、喧嘩の果てには……!?

長引く小笠原組・藍との抗争!!　決着を付けようと藍の後ろ盾、警察官僚に八崎が搦め手で迫る。一方でその繋がりを掴んだ事からか、敵の標的は若頭・アキラに!!　そして巻き添えで素人が犠牲になり……!?

和解の条件として隠退を突きつけられた藍の失踪により、墨田川組と小笠原組の抗争も決着!!　あとは一般人を巻き込んだアキラ襲撃の首謀者を捕まえれば全て収まるはずだったが、その背後には更に深く強い悪意を持った人間が……!?

一円会の組織を盤石にするために若頭を置こうとする神林仁。その候補には仁の期待に応え続けた猿山アキラが……。だが当の本人は過ぎる自分の立場に戸惑いを感じ始めて……!?

八崎義郎を若頭に据え盤石となった神林仁の一円会。だが、跡を継がせるはずだった猿山アキラが“やくざ”を抜けたことにより夢を失った仁は、飲み屋でリストラされたサラリーマンを演じながら日々を送り……!?

喪に服し寺で仮出家の日々を送る神林仁。それでも世の中は動く。亡くなった満理恵がつないだ縁が一人のチンピラ・坂口大和を政界へと……!?