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森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 【合本シリーズ】

森の戦士ボノロン ポラメル復刻版 【合本シリーズ】
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作品のあらすじ
【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2005年6月号~12月号が収録されています。】 《2005年6月号 よっぱらいのゴンの巻》 のら犬のゴンは、朝からお酒を飲んでよっています。村人たちの台所からお酒をぬすんでいたので、いためつけられ、体はきずだらけです。 でも、ゴンにはお酒を飲まなければならない理由がありました。イチョウの巨木だけが、その理由を知っていました。 「もうこれいじょうお酒をのんだら、オイラは死ぬ」。ゴンの目から涙がこぼれおちた時――。目の前にボノロンがあらわれます。 《2005年8月号 カミナリ赤ちゃんの巻》 ある村に、子宝ケヤキとよばれる巨木がありました。この木にお祈りすると、子をさずかると信じられていたのです。 子宝ケヤキに毎日お祈りに来ていた村の夫婦、サヤとモイは、ある日そこでとってもかわいい赤ちゃんを見つけます。ふたりは、赤ちゃんをサモと名づけ、大切に家に連れて帰りました。 サモの泣き声はゴロゴロギャーン! とまるでカミナリのようです。実は、サモはカミナリ様の子どもだったのですーー。 《2005年10月号 約束のゆびきりの巻》 とてもやせている女の子ベジは、ヤサイが大きらい。 好きなものしか食べないので、お父さんとお母さんはこまりはてていました。 ある日、ベジは病気になってしまいました。 村の役人たちは、病気がうつったら大変だと、ベジを死神の森に連れて行ってしまいます。 スギの巨木の下に置いていかれたベジは、悲しくて涙を流します。すると、ボノロンがあらわれ、ある約束をすれば家に帰してくれると言います。 《2005年12月号 雪ホタルの巻》 大きなモミの木の下で、旅人のすがたをした石像がポトリと涙を流しました。 その石像は、魔法使いに石にされてしまった人間、ポテです。魔法使いはポテが持っていた「雪ホタル」が欲しくて、ポテを石像にしてしまったのです。「雪ホタル」はポテの息子アポルへの誕生日の贈り物でした。 ポテが流した涙はモミの木の枝を伝わり、ボノロンがあらわれました。ボノロンはポテを連れて魔法使いのもとへと向かいますーー。
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    【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2005年6月号~12月号が収録されています。】 《2005年6月号 よっぱらいのゴンの巻》 のら犬のゴンは、朝からお酒を飲んでよっています。村人たちの台所からお酒をぬすんでいたので、いためつけられ、体はきずだらけです。 でも、ゴンにはお酒を飲まなければならない理由がありました。イチョウの巨木だけが、その理由を知っていました。 「もうこれいじょうお酒をのんだら、オイラは死ぬ」。ゴンの目から涙がこぼれおちた時――。目の前にボノロンがあらわれます。 《2005年8月号 カミナリ赤ちゃんの巻》 ある村に、子宝ケヤキとよばれる巨木がありました。この木にお祈りすると、子をさずかると信じられていたのです。 子宝ケヤキに毎日お祈りに来ていた村の夫婦、サヤとモイは、ある日そこでとってもかわいい赤ちゃんを見つけます。ふたりは、赤ちゃんをサモと名づけ、大切に家に連れて帰りました。 サモの泣き声はゴロゴロギャーン! とまるでカミナリのようです。実は、サモはカミナリ様の子どもだったのですーー。 《2005年10月号 約束のゆびきりの巻》 とてもやせている女の子ベジは、ヤサイが大きらい。 好きなものしか食べないので、お父さんとお母さんはこまりはてていました。 ある日、ベジは病気になってしまいました。 村の役人たちは、病気がうつったら大変だと、ベジを死神の森に連れて行ってしまいます。 スギの巨木の下に置いていかれたベジは、悲しくて涙を流します。すると、ボノロンがあらわれ、ある約束をすれば家に帰してくれると言います。 《2005年12月号 雪ホタルの巻》 大きなモミの木の下で、旅人のすがたをした石像がポトリと涙を流しました。 その石像は、魔法使いに石にされてしまった人間、ポテです。魔法使いはポテが持っていた「雪ホタル」が欲しくて、ポテを石像にしてしまったのです。「雪ホタル」はポテの息子アポルへの誕生日の贈り物でした。 ポテが流した涙はモミの木の枝を伝わり、ボノロンがあらわれました。ボノロンはポテを連れて魔法使いのもとへと向かいますーー。
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    【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2006年2月号~12月号が収録されています。】 《2006年2月号 命の光の巻》 少女のピーチャは病気で足が弱く、ひとりで歩くことができません。そんなピーチャにはじめてできた友だちは、窓辺にやってきた白いチョウチョでした。 チョウチョと会えるのが毎日楽しみで、ピーチャはすっかり元気になりました。けれども、チョウチョの命は短く、その生はまもなく終わります。ひとりぼっちになってしまうピーチャを思って、チョウチョは涙を流します。その涙はヒノキの巨木の根元に落ち、ボノロンがあらわれます。 《2006年4月号 勇気の石の巻》 ある国にとってもおくびょうな王子様、カルカがいました。カルカのお父さんは「かたあしの王」とよばれる、りっぱな王様です。ところが突然、王様は病気でなくなってしまいます。 次の王様になるのはカルカですが、王様になるのがこわいと巨木の下で涙を流しました。カルカはあらわれたボノロンといっしょに、人を食べるおおかみがいるという、神のすむ山に向かうことになり・・・・・・。 《2006年6月号 幸せのタネの巻》 ヤマンは、たくさんの発明をした、とってもえらい科学者。でも年老いたヤマンにはどうしても発明できなかったものがありました。それは時を旅する乗り物。 なぜなら、死んだお母さんにどうしても伝えたい言葉があったのです。ヤマンは菩提樹の下でポトリと涙を流しました。 あらわれたボノロンは、“時の年輪”を使ってヤマンを過去に連れて行きます。そこでふたりは、お母さんに反抗する若いヤマンに出会います。 《2006年8月号 帰ってきたやさしさの巻》 マングローブの森に住む少年パナルは、船ででかけたまま戻らないお父さんを待っていました。 ある日、大きなクジラが森に迷い込んで来ました。マングローブの森がある海はとても浅いので、潮が引けばクジラは死んでしまいます。パナルはクジラに海に戻るように言いますが、クジラはなぜかそこを動きません。 すると、ボノロンがあらわれ、願いをひとつかなえてくれると言います。お父さんに帰ってきてほしいパナルの願いは・・・・・・。 《2006年10月号 友だちの巻》 車にひかれそうな子犬を助けようとして、傷だらけになってしまったのら犬のゴン。今にも死にそうなゴンは、最後にもう一度、やさしかったボノロンに会いたいと涙を流して願います。 やってきたボノロンは、ゴンの傷を治すためタスムンの森へ連れて行くことにしました。しかし、タスムンの森にはタスムン族以外のものは入れません。ボノロンはそのおきてをやぶってでも、ゴンを助けたいと願います。 《2006年12月号 「ありがとう」をさがして・・・の巻》 村で一番のお金持ちの子ラデル。なんでも「きらいきらい!」というラデルには、友だちがひとりもいません。でも、ラデルにはその理由がわかりません。 ラデルは、自分の誕生日に、ごちそうとプレゼントをそろえて、村の子どもたちをしょうたいしました。でも、だれもやって来ません。ラデルは悲しくて、カシの巨木の下で涙を流しました。すると、ボノロンとゴンがあらわれて、誕生日を祝ってくれると言うのですが・・・・・・。
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    【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2007年2月号~12月号が収録されています。】 《2007年2月号 ママの宝ものの巻》 ママとふたりで暮らす女の子リリーは、ママが大きらい。 いつも言われていやなのは、朝早く起きること、お手伝いをすること。こしが曲がったおばあちゃんのような見た目も好きになれません。 ある日、クスノキの根もとでねころんでいると、リリーの前にボノロンがあらわれ、願いをかなえてくれると言います。リリーが「大人になって自由になりたい!」とボノロンにお願いをすると・・・・・・。 《2007年4月号 きょうだいっていいなの巻》 山に暮らす兄妹のクウとマヤ。両親は忙しく、マヤの面倒を見るのはいつもお兄さんのクウの役目です。クウはお母さんのとなりで眠ることも、友だちと遊ぶこともがまんしていました。 ある日、マヤのわがままにがまんできなくなったクウを、お父さんはやさしく抱きしめ甘えさせてくれました。ところが雪の日、お父さんが山でなだれに巻き込まれたと知らせがはいります。クウは、お父さんを助けてほしいと村の守り神の巨木に祈ります。 《2007年6月号 ガミバアのさくらの巻》 いつも村人をしかる、ガミバアとよばれるおばあさんがいました。ある日、村の子どもリルクが川に帽子をなげすてているのをガミバアは見つけます。リルクは、気に入らない帽子をすてれば新しいものを買ってもらえると考えていたのです。 ガミバアはリルクをきつくしかりますが、家に帰ったリルクは、悪いことをしていないのにガミバアに怒られたとお母さんにうそをつきます。リルクのお母さんがガミバアにもんくを言いに行くと・・・・・・。 《2007年8月号 ゴンがもらった「ありがとう」の巻》 ある村に、目の悪いおばあさんと一羽のオウムが暮らしていました。おばあさんのたったひとつのなぐさめは、オウムの「カアサン、ハラヘッタ」という口ぐせ。これは、戦場へ行った息子のタラの口ぐせだったのです。 おばあさんの命が短いことを知ったオウムは、一目タラに会わせてあげたいと涙を流します。けれども、タラは戦場で命を落としていたため、ボノロンは困ります。するとゴンが、タラの声まねをすることを思いつき・・・・・・。 《2007年10月号 本当の気持ちを伝えるためにの巻》 あるところに、“マスクの町”がありました。一年中けむりをふき上げる山が近くにあるので、人々はみな、マスクをして暮らしているのです。この町に引っ越してきたばかりの女の子ルシアは、友だちになりたかった男の子ユンとケンカをしてしまい、巨木に涙を落としました。あらわれたボノロンに、ルシアはこの町の人はみんないつも不機嫌だと語ります。ボノロンは、ルシアにあるおまじないをかけました。 《2007年12月号 いちばんうれしいプレゼントの巻》 明日は村のお祭りです。この村では、自分のお母さんにプレゼントをするしきたりがありました。 幼いテンテンもお母さんになにか贈りたいと思いますが、テンテンの家はまずしく、おこづかいをもらうことも、ためることもできませんでした。なにもプレゼントできないと涙をこぼしたテンテン。あらわれたボノロンは、お母さんをよく見ていれば、一番よろこぶものがわかると伝えます。
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    【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2008年2月号~12月号が収録されています。】 《2008年2月号 にじの宝ものの巻》 生まれつき病気のラルは、ベッドから見える窓の外の景色しか知りません。その中で一番好きなのは、美しいにじの景色でした。いつかにじをすべり台にして遊んでみたいと夢見ています。にじの話をする時、ラルの目はキラキラと輝き、少しだけ元気になるのです。けれども、ラルの病気は重くなるばかり。もう二度とにじを見られないかもしれません。ラルのお父さんとお母さんは庭の木の下で悲しみの涙を流しますーー。 《2008年4月号 ジンタのぼうしの巻》 小さな海辺の村にある松の巨木の下に、おばあさんのジンタが腰かけています。ジンタはもうすぐ寿命をむかえようとしています。夕日を見ながら、立派な漁師だったお父さんとの約束を思い出します。それは、お父さんの”誇り”になるような娘になること。その後、お父さんは海で命を落としてしまいます。はたして自分はこの約束を守れたのだろうか・・・・・・。形見の帽子を手に、ジンタは涙を流しますーー。 《2008年6月号 ぼくはぼくの巻》 いじめられっ子のヤンタンは、心やさしい男の子。地面のアリを踏まないように守り、自分の血を吸う蚊もたたかずに見守るのです。そんなヤンタンを村の子どもたちは変だと言い、だれも友だちになろうとしませんでした。ヤンタンは悲しくて、ただ命あるものを守りたいだけなのにと、巨木に涙を落とします。ボノロンは、ヤンタンと似た少年を見たことがあると言います。それは、このあたりで一番えらい老師様のことでした。 《2008年8月号 ないしょの夢の巻》 ふたごの兄弟ハルとパルは、なくなったお父さんのガイロのことを話していました。自分たちを立派に育ててくれたお父さんの夢はなんだったのだろう? 今ならお父さんの夢をかなえてあげられたのにと、巨木に涙を落としました。あらわれたボノロンは、“時の年輪”を使って過去へふたりを連れて行きます。そこには、汗を流しながら荷車でスイカを運ぶ両親の姿が。ハルとパルは、手伝いながら両親と話をするのでした。 《2008年10月号 まぬけ杉の巻》 ある村に、タンという男の子がいました。タンのお母さんは仕事中も食事中も、いつもいねむりばかりしています。学校で先生にほめられた絵を見せてもいねむり。タンの大好物のオムレツも、いねむりして焦がしてしまいました。とうとうタンは泣き出し、お母さんなんて大きらい! と家をとび出し、“まぬけ杉”に涙を落としました。あらわれたボノロンは、その木がお母さんのいねむりの原因を知っていると言います。 《2008年12月号 ユリシアの青い涙の巻》 青い羽を持つ美しい妖精が、巨木に涙を落としました。妖精の住む森が、昆虫かいじゅうゲズラに荒らされてしまったからです。涙の願いを聞いたボノロンも、なぜか悲しい顔をしています。 実はこの妖精は、かつてボノロンと同じタスムン族の女の子だったユリシアでした。ボノロンとユリシアは一番の仲良しでしたが、ユリシアは病気でなくなり、妖精に姿を変えました。その時に、タスムン族の頃の記憶をなくしてしまっていたのです。
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    【この合本版には、『森の戦士ボノロン ポラメル復刻版』2009年2月号~12月号が収録されています。】 《2009年2月号 涙のちかいの巻》 妖精ユリシアのすむ森に遊びにやってきたボノロンとゴン。ボノロンは、ユリシアを見ると悲しくなると言います。そんな時は、ポケットに入れている青く美しい宝石を見つめます。そうすると、悲しみが消え、勇気がわいてくるのです。ボノロンはゴンに、この宝石の話をはじめました。それは、まだボノロンが小さかった頃のこと。よく泣く子だったボノロンをいつもなぐさめてくれたのは、同じタスムン族のユリシアでしたーー。 《2009年4月号 勝ったのはだれ?の巻》 フェネック王国の王様の座をかけて、フェネック3兄弟はかけっこをすることになりました。勝った者は次の王様になり、ビリになった者は国を追い出されてしまいます。一番小さい末っ子のショーンは、お兄さんたちに負けるのはわかっていました。ショーンがバオバブの木の下で涙を流すと、ボノロンとゴンがあらわれて、願いごとを聞きます。するとショーンは意外な願いごとを口にしますーー。 《2009年6月号 ゴミだらけの湖の巻》 ネグセドリのグウは、毎年訪れる湖が汚くなっているのを悲しんでいました。ゴミでいっぱいになった湖は、エサもなくなり、もう来年は来られません。たくさんの思い出がつまった湖なのに・・・・・・。グウの涙はカウリの巨木を伝ってボノロンに届きます。ボノロンもゴミだらけの湖を見てびっくり。湖をきれいにするために、ボノロンたちはあるところへ出かけていき・・・・・・。 《2009年8月号 君を待ちつづけて・・・の巻》 巨木のかげでお昼寝をしていたボノロンたち。晴れているのに、ふしぎと水のしずくが落ちてきます。なんとそれは木が流した涙でした。イヌカツラと呼ばれるその巨木には、飼い主のテオを待ちつづけて命を落とした犬のミックのたましいがやどっていました。木になってもまだ帰りを待つ、けなげなミックに心を打たれたボノロンは、あることを思いつきます・・・・・・。 《2009年10月号 うその手紙の巻》 パコはママのことが大好き。けれども、そんな大好きなママが隠れて泣いていることを知ります。きっと、パパが帰って来ないからだ! と考えたパコは、ボノロンにママを元気にするためのお願いをします。それは、「うその手紙」を書いてはげますこと。うそはいけないのではと、ボノロンたちは心配します。はたして、パコのママは喜んでくれるのでしょうか・・・・・・? 《2009年12月号 三日月の歌の巻》 赤い羽根の小鳥ピオは、飼い主のアンのまくらもとで毎日歌っています。病気のため、一日中ベッドの中で過ごすアンにとって、ピオの歌は苦しみを忘れられるすてきな薬だったのです。 ところが、ある日突然ピオは歌えなくなり、家を追い出されてしまいます。 巨木の下で涙を流すピオの前にボノロンがあらわれます。大好きなアンのために、ピオは何をお願いするのでしょうか・・・・・・。