活きのいい生贄を、お客様のお好きなように。
鮮血と惨死に満ちる、ここは殺人ホテル。
病に侵された妹を救うため、ホテルに眠る大金の奪取を目論む、スタッフNo.834こと深海 泳(よう)。
しかしあろうことか、その妹もこのホテルへと堕ち、殺人狂の客へと買われてしまう。
妹を助けられず、嘆き絶望する泳だったが……?
そんな中、宿泊していた上客が一人、姿を消した。
そして、その失踪を切っ掛けに、ホテルの内部抗争が表面化。
規律正しき殺人ホテルは徐々に、殺戮の舞台へと変貌し……。
崩れる均衡、溢れる殺意。
さらに混沌と化す地獄の底で、
打ちひしがれた青年は、再び歩き出す。
例えその手が、更に血塗れになろうとも。
例えその道のりが、死出の道となろうとも。