1300年前の恋の歌が、現代の恋にリンクする――。会いたくて、言えなくて、泣きたくなる。そんな“会えない夜”に読みたくなる、万葉集の和歌から生まれた切なくて愛しい恋物語。いま、万葉の恋が、わたしの恋と重なる。
~第3話~ 「来むとは待たじ」
同じクラスの陸上部の男の子、小山君に恋する主人公。メッセージのやりとりをするようになったが、どうやら小山君には同じ部活の彼女がいるらしい。それなのに「キミのことがいちばん好き」と思わせぶりなことを言ってくる小山君。その言葉を信じ、10月31日、ハロウィン限定パフェを頼んでカフェで・・・。勇気を出して行動した、切ない恋の結末は・・・。
恋ひ恋ひて、君を想ふ――
それは、いつの時代も変わらない。