かつて親友だった由利と一葉。だが“ある真実”が明らかになって、二人の仲は完全に壊れてしまう。 「赦してほしい? だったら高校三年間で証明してみせてよ。あなたに赦すほどの価値があるのか」 傷つけてしまった元親友・一葉にそう告げられ、赦しを乞うために高校生活をスタートさせた由利。 思い悩み、もがく日々で、地尾というクラスメイトと出会ったことですべては動きだし…!? 傷つけてしまった親友と信じてくれる彼― 3人で紡がれる友情を、繊細で濃密な世界観で描きます。新境地に挑んだ登田好美の最新作! ラスト15ページに感動が待っています!!