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月下夢幻譚

月下夢幻譚

7完結!

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作品のあらすじ
高校生の清子(さやこ)は、入学当時から気になっていたクラスメイトの狼(ろう)と同じ委員になり、その人となりを知って惹かれ始める。だが、狼にはある秘密があった。そして、清子の体に表れ始めた変化。平穏な日々は、終わりを告げようとしていた。 恐ろしい宿命の扉を開く歯車が静かに回り始めていた……。 刑部真芯が描く、妖(あや)しくも美しき伝奇ロマン、ここに開巻!
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    高校生の清子(さやこ)は、入学当時から気になっていたクラスメイトの狼(ろう)と同じ委員になり、その人となりを知って惹かれ始める。だが、狼にはある秘密があった。そして、清子の体に表れ始めた変化。平穏な日々は、終わりを告げようとしていた。 恐ろしい宿命の扉を開く歯車が静かに回り始めていた……。 刑部真芯が描く、妖(あや)しくも美しき伝奇ロマン、ここに開巻!
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    クラスメイトの狼(ろう)と互いに惹(ひ)かれ合う清子(さやこ)。だが狼は、人狼の一族が住む“郷(さと)”での当主の座をめぐり、暁(あかつき)に命を狙われる。胸にある「上弦の月」のアザから、清子は狼の一族にとって特別な存在“黄金律”であることが分かり、否応なく争いに巻き込まれていく。 そんな折、当主選びの儀式に不可欠な“生き神”が行方知れずとなり……!?
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    「こんなにも惹(ひ)かれるのは、清子(さやこ)が“黄金律”だからなのか…?」 逃げられぬ運命と感情の狭間(はざま)で揺れる狼(ろう)。一方清子は、そんな狼の胸中を計れずに、不安を募らせていた。 2人の想(おも)いとは裏腹に、狼の“郷(さと)”での後継者争いは激化していくが、そんな中、行方不明の“生き神”の居場所を知る人物が――!?
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    当主の座を手に入れるため“生き神”の行方を追っていた暁(あかつき)。狼(ろう)の父親・誉(ほまれ)がその鍵を握っているのではないかと考えた暁は、誉の屋敷に侵入。そこで目にしたものに暁は驚愕(きょうがく)し、戦慄(せんりつ)する。そして怒りへと変わった感情に突き動かされた暁は狼から“黄金律”を奪うため清子(さやこ)のもとへ向かい…!?
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    暁に襲われた清子と響夜を救出した狼(ろう)。しかし傷ついた2人を見た瞬間、狼の心を支配したものは、抑えられない「破壊衝動」だった。それ以外の一切の感情をなくしてしまったかのような狼に、不安を覚える清子。そして、そんな自分を嫌悪した狼は、総てを終わらせるため、大切な人を守るために、たった1人で“郷”へと向かう。一方暁は、狼の母・月乃から、狼の“出生の秘密”を聞き出して…!?
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    何も告げずに姿を消した狼(ろう)の身を案じ、ともに“郷”へと向かった清子と響夜。しかし狼の父親・誉の指示で、清子だけが連れ去られてしまう。怪我を負った清子が目覚めたのは、“生き神”が捕らわれている座敷牢。そこで狼と再会した清子だが、誉に“興奮剤”を打たれた狼は、発情を抑えることができず…?
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    人狼一族の当主候補である狼(ろう)と暁(あかつき)は、交わった者が全てを手に入れるという“黄金率”の清子(さやこ)を巡り熾烈な戦いを繰り広げていた。そしてついに、2人きりで閉じ込められた座敷牢で交わる狼と清子。何も起こらないことに安心した2人だったが、そこに現れた暁が清子を奪おうとした瞬間、それまで眠っていた狼の力が覚醒する。それは、人狼一族の存亡をかけたラストバトルの始まりだった…!?刑部真芯が描く伝奇ロマン巨編、空前のクライマックス!