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BABEL

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5完結!

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作品のあらすじ
近未来――全ての「知」は電子化され管理される「ビブリオテック(電子図書の仮想都市)」の時代。そのビブリオテックに異変が起こっていた。「パランセプト(重ね合わされたもの)」と呼ばれる不純物が、データに混在する現象が収まらない。その理由は…!?主人公、オレッセンは、両親を巻き込んだ子供時代の衝撃的な体験を踏まえて、このパランセプト除去作業に従事することになるが、やがて、その異変は、宗教、政治、そして彼自身をも大きく巻き込んでいく…!!!電子書籍全盛の近未来を軸に、人類最古の「文字」「書物」をも巻き込み、その歴史と共に紡がれる、壮大なSFファンタジー。……果たして、人類は何を伝えるために「本」を生み出したのか!?オール描き下ろしの第1集は、オレッセンの幼き日の衝撃的体験をつづった「folio0(序章)」から、成人した彼のビブリオテックでの奮闘をつづる「folio1~3」の計4章を収録(「folio4」以降は、IKKI本誌にて連載予定)。なお、オビにはアニメ監督の神山健治氏によるコメントも予定されている。――ジャンルは違えども、時代の大きな変革期に対する思いは共通と言えよう。
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    近未来――全ての「知」は電子化され管理される「ビブリオテック(電子図書の仮想都市)」の時代。そのビブリオテックに異変が起こっていた。「パランセプト(重ね合わされたもの)」と呼ばれる不純物が、データに混在する現象が収まらない。その理由は…!?主人公、オレッセンは、両親を巻き込んだ子供時代の衝撃的な体験を踏まえて、このパランセプト除去作業に従事することになるが、やがて、その異変は、宗教、政治、そして彼自身をも大きく巻き込んでいく…!!!電子書籍全盛の近未来を軸に、人類最古の「文字」「書物」をも巻き込み、その歴史と共に紡がれる、壮大なSFファンタジー。……果たして、人類は何を伝えるために「本」を生み出したのか!?オール描き下ろしの第1集は、オレッセンの幼き日の衝撃的体験をつづった「folio0(序章)」から、成人した彼のビブリオテックでの奮闘をつづる「folio1~3」の計4章を収録(「folio4」以降は、IKKI本誌にて連載予定)。なお、オビにはアニメ監督の神山健治氏によるコメントも予定されている。――ジャンルは違えども、時代の大きな変革期に対する思いは共通と言えよう。
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    電子書籍全盛の近未来、紙の本はアンティークと呼ばれる時代――幼き日のあやまちによって父を失ったオレッセンは、父を求め、父の夢見た『書』を復元すべく、ビブリオテック(電子図書の仮想空間)で働きだす。だが、そこで彼を待ち受ける異変…!突如現れた、妖しくも美しい青年・フェランが導くオレッセン覚醒の鍵となるのは、未だ彼がとらわれ続ける『父に伝えられなかった想い』。「森羅万象を語る書は、きみの本だ。」覚醒したオレッセンに迫るフェランの目的は。古今東西あらゆる本にかかれ、あらゆる情報がネットワーク上でつながった結果、姿を現した、『本に重ね合わされた、もうひとつの位相』。そこで語られるメッセージを、果たしてオレッセンは読み解くことができるのか。発端となった父の失踪、父が造ったビブリオテックで増え続けるパランセプト、父が研究していた古写本を守る謎の教団、フェランをあやつる科学者、そして、白昼夢の中でオレッセンに呼びかける声…光……謎がからまり合い、オレッセンを中心に重なり合い、ひとつの像を結ぼうとしている――!!なお、本巻帯にはSF・ファンタジー漫画の大家、萩尾望都氏による推薦コメントを予定。【月刊IKKI掲載分のうち、folio4~12を収録】
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    電子書籍全盛の近未来、全ての「知」は電子化され 「ビブリオテック(仮想電子図書空間)」で管理されている、そんな時代。 ビブリオテックの創設者、主人公・オレッセンの父には、 ネットワーク上で古今東西すべての書物を組み合わせた 世界書物=『森羅万象が響き合う書』を甦らせる夢があった。 神話の時代に存在した『書』には、この世のすべてが書かれ、 この世界に豊穣と破壊をもたらす強大な力を持っていたという。                        だが、幼いオレッセンによって夢は断たれ、父は失踪する。 尊敬する父を失ったオレッセンは、父の夢をひきつぐため ビブリオテックの中枢へと乗り込んでいく。                                              一方、ビブリオテックでは近年異変が頻発していた。 「パランセプト」と呼ばれるバグが止まらない。 それは、ビブリオテック最深部で再構築されつつある『書』に関係するのか? 『書』を守護する「教団アセファル」協力のもと オレッセンは情報=記述の海へダイブする――!!                           …さらにその一方で、『書』の存在を知ったユーロ・パリ政府中枢部は その強大なエネルギーを手中にすべく暗躍していた…                           【月刊IKKI掲載分のうち、folio13~19を収録】
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    神話の時代、この世のはじまりを写しとった一冊の「本」があった。 『書』=トゥ・モンドと呼ばれたそれは強大な力を秘めており、それゆえバラバラにされ、 世界のあらゆる書物の中に断片として隠され、散り散りとなった…                伝説を信じて『書』の復活を夢見た父と、彼を慕う主人公・オレッセン。                        時は電子書籍全盛の近未来。 全ての「知」は電子化され「ビブリオテック(仮想電子図書空間)」で管理されている。                                 研究の末、『書』に飲み込まれ失踪した父を追い自らも研究者となったオレッセンは、 『書』の番人である教団アセファルの助けを借りて、ビブリオテックから『書』の深層にダイブする。 その深淵では、ある衝撃的な出会いが待っていた……!!                               一方、ユーロパリを中心に、電子書籍を通じた“『書』から現実世界へのコンタクト”も 頻発する。それは世界の秩序が崩壊するはじまりに過ぎなかった…!                                                            巻末に、小説家・三浦しをん氏による解説文を収録予定。                                   【月刊IKKI掲載分のうち、folio20~26を収録】
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    神話の時代に存在した、この世のはじまりを写しとった一冊の「本」。『書』=トゥ・モンドと呼ばれたそれは破壊と豊穣をつかさどる強大な力を秘めており、ゆえにバラバラにされ、世界のあらゆる書物の中に隠され、散り散りとなった… 創世以来、「教団アセファル」によって守られ隠されてきた「人類最古の本」。2063年という近未来に、仮想電子図書空間=ビブリオテックにて再集合・再構築され、再び完全な形で人類の前に現れる。『書』がもたらすのは進化への福音か? 破滅へのカウントダウンか…? ビブリオテックで働く若き技術者オレッセンは、『書』の復活に人生を捧げた父に近づこうと、ビブリオテックの深層へアタックする。そこで彼が目撃することになる、父と『書』の本当の関係、そしてその奥に潜むものとは―― 一方、ビブリオテックでは「ドラッグ・ブック」と呼ばれる本がブームになっていた。著者不明の謎のベストセラーを読み解こうとユーザーの熱狂が高まる中、「ある出来事」が勃発する。それはユーロ・パリだけでなく、世界中に激震を与え…! 【月刊IKKI掲載分folio27~30プラス、完全描き下ろしのクライマックスを収録】