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100のしっぽ物語

100のしっぽ物語
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作品のあらすじ
その子犬は、生まれる時産道でへその緒が切れ 呼吸を始めるまで30分かかった。 「残念ですがこの子は育たないと思います」 獣医にそう言われた石川夫妻は 「この子 頑張ってる だから生きてるかぎり 私が世話をするわ」 「そうだね 最善を尽くそう」 そう話してその犬を世話すると決めた。 「おとうさん この子 鳴かないね 鳴けないのかしら 一度も声を聞かないわ」 子犬は立っても、バランスを保つことができない。 石川さんはスポンジと布で頭を守るヘッドギアを作った。 はじめは3歩 翌日は7歩。 何度転んでも
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    その子犬は、生まれる時産道でへその緒が切れ 呼吸を始めるまで30分かかった。 「残念ですがこの子は育たないと思います」 獣医にそう言われた石川夫妻は 「この子 頑張ってる だから生きてるかぎり 私が世話をするわ」 「そうだね 最善を尽くそう」 そう話してその犬を世話すると決めた。 「おとうさん この子 鳴かないね 鳴けないのかしら 一度も声を聞かないわ」 子犬は立っても、バランスを保つことができない。 石川さんはスポンジと布で頭を守るヘッドギアを作った。 はじめは3歩 翌日は7歩。 何度転んでも