logo

banner

博愛の人

博愛の人

8完結!

応援メッセージを書く
作品のあらすじ
小田原の栢山村の裕福な農家に生まれた金次郎。父は、村人たちにお金やお米を貸し、栢山の善人と呼ばれていた。そんなある日、村を川の氾濫が襲う。金次郎の家の田畑は流され、突然貧しい暮らしを迫られる…。薪を背負い、歩きながら読書に励む二宮金次郎。彼の苦悶の生涯にジョージ秋山が迫る力作!
もっと見る
  • こののあらすじを見る ▼
    小田原の栢山村の裕福な農家に生まれた金次郎。父は、村人たちにお金やお米を貸し、栢山の善人と呼ばれていた。そんなある日、村を川の氾濫が襲う。金次郎の家の田畑は流され、突然貧しい暮らしを迫られる…。薪を背負い、歩きながら読書に励む二宮金次郎。彼の苦悶の生涯にジョージ秋山が迫る力作!
  • こののあらすじを見る ▼
    落ちぶれた家の再興に成功した金次郎は、キノを嫁にする。しかし、寝食を忘れ勉学に励む金次郎と、キノとの関係は、日に日に悪化してゆく。一方で金次郎は、家老服部十郎兵衛の家に出入りし、藩主の目にとまるが……!!
  • こののあらすじを見る ▼
    藩主大久保忠真の命を受け、荒れ果てた農村・桜町領三か村の復興へ向う金次郎。しかし、桜町領では、土地だけではなく村民の心も荒れ果てていた。金次郎は、荒廃した村を興すのは、村民の心から耕さなければいけない、と村民たちに博打を禁じ、鍬を買い与えるが…。
  • こののあらすじを見る ▼
    おクマの指示で、毎晩おみよの元を訪れる幸助。幸助はおみよの父に金を渡し、娘のおみよを手込めにする。ある日、桜町領三か村に「なやみやくるしみをもっておいでなさい」と書いた紙を配る巫女の姿をする女が現れ、村民の心を癒してまわるが…。
  • こののあらすじを見る ▼
    金次郎は、不二孝教主、小谷三氏の元を訪れる。小谷三氏は、後に金次郎の助けとなる人物。一方おみよと次第に幸助は愛し合うようになり、幸助も田畑を耕し始める。幸助は足を洗う決意をしたが、そのことを良く思わない岩波五六八によって、幸助は殺害されてしまう。
  • こののあらすじを見る ▼
    成田山新勝寺で21日間の断食修行を終えた金次郎は、以前にも増してたくましい人格を持って戻ってくる。そして病の床につく藩主大久保忠真に悟りを説く。一方、桜町領三か村のおクマの元に、おクマの娘キクが戻ってくる。
  • こののあらすじを見る ▼
    金次郎の努力の甲斐あって、桜町領三か村の村民は農耕に励むようになる。しかし、金次郎は食した茄子から村に飢饉が来ることを予感。大久保忠真の元へと急ぐが肝心の忠真は病床で、面会できない。しかし、金次郎は、村民たちに年貢を免除する代わりに稗(ひえ)を植えるよう説得するが…。
  • こののあらすじを見る ▼
    体調が優れない金次郎。しかし幕府から光御神領の村々を再考するよう命ぜられる。日光へと赴こうとする金次郎を、長男・弥太郎は強く止める。金次郎は、弥太郎がお民という評判の悪い女と結婚するつもりだと知り……。天下万民のため、村の復興に奔走しつづけた二宮金次郎の生涯を描く!