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九十九眠る しずめ 明治十七年編

九十九眠る しずめ 明治十七年編

4完結!

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作品のあらすじ
明治十七年。皇都・東亰で明治政府の中枢に迫りつつある謎の宗教集団“東方支天衆護神民(とうほうしてんしゅうごしんみん)”の狙いは、人喰いの悪鬼・捨天童子(すてんどうじ)の復活であった! そして支天衆の首領・奉白(ほうはく)は捨天童子の頭部と融合共生し九百年生き続ける蘆屋道満(あしや・どうまん)の娘だった! その闇の者と戦う阿倍清明の末裔・倉橋しずめに今、禁断の「外道の鉄輪」の力が宿る!!
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    明治十七年。皇都・東亰で明治政府の中枢に迫りつつある謎の宗教集団“東方支天衆護神民(とうほうしてんしゅうごしんみん)”の狙いは、人喰いの悪鬼・捨天童子(すてんどうじ)の復活であった! そして支天衆の首領・奉白(ほうはく)は捨天童子の頭部と融合共生し九百年生き続ける蘆屋道満(あしや・どうまん)の娘だった! その闇の者と戦う阿倍清明の末裔・倉橋しずめに今、禁断の「外道の鉄輪」の力が宿る!!
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    史実では闇に葬られた明治十七年(一八八四)“鹿鳴館の死闘”――。それは会津・白虎隊(びゃっこたい)の生き残りである日向内記(ひなた・ないき)が、戊辰戦争の恨みを晴らすべく伊藤博文(いとう・ひろぶみ)を強襲せし事件。さらに支天衆(してんしゅう)によって蘇った新撰組(しんせんぐみ)副長・土方歳三(ひじかた・としぞう)が暗躍する“新橋事件”。数々の難事件が怪異見廻組のしずめ、トラゲンたちに襲いかかる。人智を超えた力が激突する闇の歴史を目撃せよ!
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    「生きる限り俺には戦が必要なのさ」死して真の鬼となった、新撰組(しんせんぐみ)“鬼の副長”土方歳三(ひじかた・としぞう)が、しずめや藤田(ふじた)警部補こと斉藤一(さいとう・はじめ)の前に姿を現す!! 同じく、地獄より黄泉がえった原田左之助(はらだ・さのすけ)、新撰組生き残りの永倉新八(ながくら・しんぱち)らも戦いに参入。続々と集結する、元新撰組の死士たちの目的とは……!? 明治史の裏に葬られた、闇の歴史を目撃せよ――――!
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    時は明治。十七歳の倉橋(くらはし)しずめは、魔を鎮める“護法実”(ごぼうざね)にして警視庁の密偵。“奉白”(ほうはく)を頭とする宗教集団“支天衆”(してんしゅう)が裏で糸を引く怪事件に、相棒の密偵・トラゲンや陰陽師・安倍清女(あべ・きよめ)らと挑む!! 今回、しずめの父・彦文(ひこふみ)の行方を追い、やってきた京都で、しずめは、永き眠りから目覚めた“奉白”に襲われる!! その圧倒的な力の前に、しずめは―――!?