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鬼外カルテ

鬼外カルテ

21完結!

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作品のあらすじ
「欲しいのは、あの男の魂だけ」。人間になりたくてなりたくて、地上にあがった河童?星河。しかし人間になるためには、誰かの“身も心も”手に入れて、その魂を奪わなければならない。星河は、冷たい目をした章吾という少年の魂を狙う。だが、いつしか星河は彼に惹かれていく……。深くせつない、妖異族?河童の恋のものがたり。
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    「欲しいのは、あの男の魂だけ」。人間になりたくてなりたくて、地上にあがった河童?星河。しかし人間になるためには、誰かの“身も心も”手に入れて、その魂を奪わなければならない。星河は、冷たい目をした章吾という少年の魂を狙う。だが、いつしか星河は彼に惹かれていく……。深くせつない、妖異族?河童の恋のものがたり。
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    たった今、目の前で事故で死んだはずの双子の姉が、泣き叫ぶ実(みのり)の前に現れた。何かが違うのだが、実はそれを姉だと信じた。だが、実の声に呼ばれてやって来たのは、本当は座敷童子(ざしきわらし)だった。実はすべてを忘れ、仲良く姉・真(まこと)とともに育つが、座敷童子の成長には限界があった……。
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    真(まこと)の姿を捨て、実(みのり)のもとを去った座敷童子。座敷童子を“Golden Child”と呼び、探し続けていた遠山と契約し、彼の望む醒夢(せいむ)という少女となったのだ。だが、火事で何もかも失った実と醒夢は、ともに記憶のないまま皮肉な再会をし、強く引かれあっていく……。番外篇「X-Day」も収録!!
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    時は元禄、江戸時代。酒見世の若主人・十郎左は、ある日、耳と尻尾のある奇妙な女の子を拾った。菊と名づけた彼女は、言葉もしゃべれるのに、他の者にはその言葉は聞こえず、犬の子にしか見えないらしい。実は菊は「雨」という名の『狗国の民』だった!! そしてまた、十郎左にも秘密があった……。
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    美しく成長した雨は、十郎左を恋い慕うようになる。だが、十郎左の中には消し去れない面影がひとつ??それは、幕府の命によって、無念の切腹をした赤穂の浅野内匠頭だった……。“たった一人、その人のためなら死ねる人”。殿のため、仲間とともに仇討ちを狙う十郎左を、雨は見つめつづける。人と変わらぬ姿と心をもった雨の悲しい恋は、何を生むのか??
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    下っ端のヤクザの篠田吾郎(しのだごろう)は、銃で撃たれて死んだはずなのに、気がついたら怪我もなく生きていて、しかも名前も知らない青年になっていた。おまけに、「相方(あいかた)」と名乗るヤツが、自分たち二人でお笑いで天下をとるんだという。どうやら別の人間になりかわって生き返ったらしい……!?「鬼外カルテ」シリーズ第四弾!!
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    「雪女」と書いてゆきめ。花屋でアルバイトをしている彼女は、実は正真正銘のゆきおんな。母がいなくなってからずっと独りだった彼女は、人間の魂を奪って子供をつくろうと考えていた。そんな彼女が出会ったのは……!? 表題作の他、天邪鬼(あまのじゃく)を偶然拾った少女の本気の恋と別れを描いた「X-Day2」も収録。「鬼外カルテ」シリーズ第五弾!!
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    弁天(べんてん)が虚空族(こくうぞく)になったのは、ある男を探し出すため。ようやく手かがリを掴んだ弁天は、彼を追い詰めた。銀行強盗を働き、少女を連れて逃亡していたイレズミの男・南宮(なんぐう)。長い月日を経ての再会は、弁天に遠い記憶を蘇らせる。まだ人間だった頃、鷹弥(たかや)と呼ばれていた頃の事を……。
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    鷹弥(たかや)は武士を捨て家を捨て、「おかしら」のもとで義賊(ぎぞく)となった。自分たちの正義を貫き、新しい国を作る。理想と戦いの混沌(こんとん)の中、鷹弥には自分に想いをよせる、しずくの気持ちも南宮(なんぐう)の気持ちも顧(かえり)みる余裕はなかった。しずくは去っていき、そして……。
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    夢の終わりの時がきた。京に潜伏していた鷹弥(たかや)=弁天は捕えられ、おかしらや仲間たちも捕まった。だがおかしらの命(めい)で脱走し訪ねた遊女は、絶命寸前のしずくだった。すべては南宮(なんぐう)の裏切りから……。一人生き残ってしまった弁天は南宮を憎む。だが、今、すべてが明かされようとしていた……。