キヨは京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす16歳の少女。
キヨは中学卒業後、舞妓さんを目指して青森から京都にやってきたものの、舞妓さん候補をクビになってしまいます。
ただし、踊りにはてんで才能がなかった彼女には、
一つだけ、得意なことがありました。
それは、故郷のおばあちゃんに教えてもらった、日々のごはんづくり。
ごはんを作る才能をおかあさん(女将さん)に見込まれたキヨは、倒れてしまったおばちゃんに代わって、屋形の台所をまかされることに。
一方、一緒に青森から上京してきた同級生・すーちゃんは、着々と舞妓さんデビューへの道を歩んでいるのでした。
華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、
温かな人間模様が描かれるお台所物語第二巻!