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ロマンスに姫は不在~小悪魔育成中~

ロマンスに姫は不在~小悪魔育成中~
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作品のあらすじ
栄居陽菜子26歳、OL。私の日常はとても平凡。毎日普通にお仕事して、普通に同僚の残業を代わって…。会社ではモサ子って呼ばれています。モサイからです。そう、私は喪女(交際経験も告白された事もなく純潔である女性の事)なのです。ブスの自覚はあるので慎ましく生きていたつもりでした。でもうっかり優しくしてくれた同僚男性にお弁当なんて作ってしまったばっかりに…ブスだからってここまで悲しい目に合うとは…。我慢できず会社の廊下で泣いてしまった私に、通りすがりのイケメンが「努力しなきゃブスがブスのままなのは当然だろーが」ひ、酷い…。でもその言葉とイケメンによって、私の人生は思いがけない方向に舵を切ったのです…!
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    栄居陽菜子26歳、OL。私の日常はとても平凡。毎日普通にお仕事して、普通に同僚の残業を代わって…。会社ではモサ子って呼ばれています。モサイからです。そう、私は喪女(交際経験も告白された事もなく純潔である女性の事)なのです。ブスの自覚はあるので慎ましく生きていたつもりでした。でもうっかり優しくしてくれた同僚男性にお弁当なんて作ってしまったばっかりに…ブスだからってここまで悲しい目に合うとは…。我慢できず会社の廊下で泣いてしまった私に、通りすがりのイケメンが「努力しなきゃブスがブスのままなのは当然だろーが」ひ、酷い…。でもその言葉とイケメンによって、私の人生は思いがけない方向に舵を切ったのです…!
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    「本気で綺麗になりたい?あんたに努力する気があるなら、俺が手伝ってやる」そう言われた私は、思わず頷いていました。それからの事はまるで夢のよう、次に目を開けた時、私は魔法にかけられたように変わっていました。髪を巻いて、少しメイクをして、たったそれだけなのに、街も人も違って見えるーー…!だけど会社に戻ったら、私を傷付けた男にまた罵倒されてーー…。このままじゃダメ、見た目だけちょっと変えても私自身が変わらなきゃ、今まで通りのモサ子で喪女のまんま。私、中味も変わりたい…!
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    「本気であんたをトータルプロデュースする」ここから私の人生は劇的に変わったのです……!!……とはならず、だってだって、髪もメイクも自分では出来ないし、次の日も私はモサイまま……。とりあえずお勉強しなければ!!だけど蒼夜君が会社にちょくちょく来るようになって、誰も何も思わない訳はなかったのです。私が気付かないところで、私の周りの女子達が…。まさか自分が同性からの嫉妬の対象になるなんて、予想だにしていませんでした…。
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    初めて人からプレゼントを貰いました。それがこんなに…こんなに嬉しい事だなんて…知りませんでした……。でもこの時の様子を見ていた同僚から、せっかく貰ったプレゼントを盗まれて…。酷い…彼女たちは解っていない。人から何かをプレゼントされるという事がどれほど私にとって…。いつもなら何をされても我慢してしまうけれど、今回だけは譲れません!!
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    まさかあの場面で蒼夜君が現れるとは思いませんでした。二人の関係は?(さっき兄貴って…)一緒に歩きながら蒼夜君に訊いてみましたが、蒼夜君は何だか不機嫌そうで答えてくれません。きっと、こんなみっともない髪になった事、怒ってるんだ……(´・ω・`)しょんぼりしてたら、突然会議室に引っ張り込まれて……「何さっきの。簡単に抱きしめられちゃって。外見変わったらそんな調子乗っちゃうわけ?」酷っ…!蒼夜君…!蒼夜君までそんな事言うなんて…!!綺麗になりたいと思っただけなのに…こんなに傷つくなんて……。
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    もう綺麗になんかならなくていい。今までバカにされてたかも知れないけど気にしなきゃ平気だったし、ブスでいた方がずっと楽でマシだった。蒼夜君は謝ってくれたけど、そんな簡単に謝られたって……!せっかく芽生えた気持ちもしぼんでしまった。…でも、本当は…私……。
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    いきなりな展開!外見が変わるとそんな急にモテだす?…なんて、世の中そううまい話が転がっている訳ない。流石の私も学習してます。ここで調子に乗らない!ところが外見効果という奴は予想以上で…なんとあの浅田さん(最低弁当男)があんなに足蹴にした私にちょっかいを掛けてきたのです!!なんという事……。はっきり言って怖いし気持ち悪い。なのに…男の人ってどうして…誰か助けて!!
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    「え?何で専務?」戸惑う浅田さんにお兄さんが一言。「何でって失礼だなぁ」「これから俺が口説いちゃうからに決まってんでしょ」!!? ちょっと何言ってんのか解んなかったんですけど、とにかくそれで浅田さんは退散。ビックリして動けない私にお兄さんは更に一言。「ご飯食べに行こっか」
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    あれ以来私は自分がどう見られているかビクビクして過ごすようになった。嫌われたくない気持ちから皆の顔色を伺ってご機嫌を取って、私はどんどん疲れていった。そんな時お姉ちゃんの彼氏が家に遊びに来るようになって、その人は私にも優しくて…家にも学校にも居場所が無い私のたった一つの癒やしだった。お姉ちゃんには内緒でこっそり憧れていた。ただ…それだけだったのに……。
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    そうして私はあの場所から逃げた。綺麗になって堂々と、誰にも馬鹿にされないようになりたい。そう思って頑張っているけれど、私、本当に変われてる?中身って、そんな簡単に変われるものなの?同窓会なんて……行ってもきっとまたビクビクするだけ。過去は全部棄てたままでいい。それなのに蒼夜君は…。